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【小説】私の日常が変わったのはあなたが来たから...

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【小説】私の日常が変わったのはあなたが来たから...

1 - 【小説】私の日常が変わったのはあなたが来たから...

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2020年09月05日

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朝6時 起床

6時20分〜 お風呂(いわゆる朝シャン)

7時〜 朝食

7時20分〜 身支度

8時10分〜 出勤

これが私の毎日だった

そう、彼と出会うまでは...

彼と出会ったのは遡ること1週間前

いつも通り出勤している最中だった

そんな中、彼が目に入ったのだ

道端で電柱にもたれかかりながら座っていた

服も汚れていた

そんな彼を何故か、ほおっておけなかった

莉子

こんな所で何してるんですか?

莉子

もう、朝ですよ?

莉子

大丈夫ですか?

彼は、ビクともしなかった

めげずにもう一度話しかけてみる

莉子

...あのー、

ピクっ

彼が動いたのだ

莉子

あ、動いた..

彼が顔をあげた瞬間なぜか目が離せなくなった

莉子

っっっ!

彼の瞳に心を奪われてしまった

...あ、の...

彼が突然口を開いた

お、ねえさん、僕を飼ってくれませ...んか?

耳を疑った

意味が分からなかった

だ、めです...か?

晴翔

んー!!

晴翔

おいしぃ!

そう。私は負けたのだ

あの時私は、彼の潤んだ瞳に勝つことが出来なかった...

莉子

ゆっくり食べないと...

晴翔

ゲホッゲホッ

莉子

ほら〜

晴翔

う〜、ごめんなさい

莉子

はい、お水

晴翔

ありがとう

彼の名前は晴翔(はると)

20歳、成人男性だ

20歳と聞いて驚くかも知れないが、彼は親からの絶大な期待を受けており、耐えきれず逃げ出したという

大人なのに...と私も最初は思ったが彼はこう話してくれた

彼の家は病院だという

彼は一人っ子だという

つまり、跡取り息子だということ

しかし彼に医者になるという意思は全くなく親からの絶大な期待とプレッシャーに、打ち勝てなかったという

彼は泣きながらも私に事情を、語ってくれた

だから私も彼が自分のやりたいことを見つけられるまで家に住まわせることにしたのだ

私ができることはなるべくなら協力もしている

だから、彼が来てから私の日常は少し変わった

朝は6時起床ではなく、5時30分となり

やることは基本的に同じだが彼の朝食とお昼を作るということが私に増えたことだ

だから、30分早く起きるようになったのだ

莉子

今日のお昼も冷蔵庫に入ってるから、お腹空いたら食べてね〜!

莉子

いってきまーす!

晴翔

いってらっしゃーい!

これが当たり前になっていた

私の日常となった

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

はるとくん…付き合おう←何股かけとんねん( '-' )

ユーザー

続きが気になります✨

ユーザー

まってまって!はると、、弟の名前w

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