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そんな幼いときに沢山色々な出来事が起きても……って感じだよねでも、
大広間まで移動する
真鈴は、怪我の手当をするために離れに戻る
真鈴の過去の話は、真鈴も聞きたくないとのことで、過去を知ってるものたちで、離に行く
過去を知らないものが広間に集まった
中傷や、重傷のものも集めた
三日月
三日月が声をかける
こんのすけ
三日月
こんのすけ
そして、鈴を鳴らすと、空中に映像が浮かび上がった
そこには、男女の人間と女に愛おしそうに頭を撫でられている赤子がいた
母親
父親
もし、あなたは愛し合っている方の間に生まれた子供が
普通と違ったらどうしますか?
2人は、大恋愛だったそうだ
その間に生まれた子供 真鈴は生まれた時、とても二人から愛されていた だが、真鈴の目は他の人間とは違った それに、封印される器になると言われた
目は、銀色 体の中には、九尾の狐
二人は最初の頃はそこまで嫌がっていなかった
だが、周りからの視線や言葉
近所の人
近所の人
近所の人
それにより、両親は、病んでいった
保育園にも行けず、ずっと家の中で生活をしていた
真鈴が外に行きたいと言うと
母親
父親
その日を境に暴力を振るう日々が続いた 真鈴はまだ3歳の時であった
ずっと部屋にいる生活
ご飯も1日に一回しか貰えていない
家には母も父もいない 仕事でいないのだ
真鈴の物心がついた時には、こんな生活が始まっていた
真鈴の体にある傷
痣や火傷、頬は赤く腫れており、切り傷やかすり傷もあった
暴力はほとんど毎日のように振るわれている
それが今、二年以上続いていた
今日は真鈴の誕生日
両親はそんな事は覚えていない
真鈴自身も自分の誕生日なんて知らない
だが、そんなある日________
ガタゴト
真鈴の部屋の外から物音が聞こえた
まだ両親は帰って来ていないはずだった
真鈴は勝手に部屋から出ることを許されていない
真鈴のは少し怖くなり、毛布を被り体を丸めていた
すると、扉が開く音がした 両親の声もした
それと同時に部屋の外でしていた物音が聞こえなくなった
母親
父親
そんな両親の声が聞こえる
真鈴は関わりたくなくてずっと体を縮こまったまま耳をすませていた
父親
母親
両親はそれぞれ探し始めた
その数分後
母親
母の悲鳴が聞こえた
真鈴は咄嗟に何事かと部屋を出ようとするが
それで何度か怒られ叩かれたことがあるから、襖の前で止まる
真鈴の部屋はリビングの隣にある
真鈴の部屋の襖を少し開けてみる
そこには黒い帽子を深く被っている男二人がいた
その二人の手には包丁があり
母の腕から血が出でいた
そこからは赤い記憶しかない
目の前で母を殺された
何度も何度も刺されていた
父は逃げようとした だが、男の一人が灰皿を投げつけてそれが父の頭に当たり
父は倒れた
母を刺していた男は父に近づき、そのまま背中から刺した
何度も何度も 真鈴はそのまま気絶した
真鈴が目を覚ましたのは足に激痛が走ったからだ
真鈴の足は真っ赤に染まっていた
そして目の前にいる男達
恐ろしかった
目が、口が、顔が
笑っていた
その男達は真鈴をそのままベランダから落とした
目が覚めると、何も見えなくなっていた
目は開いているはずなの見えなかった
すると、隣の方からハッと息を飲む音が聞こえた
看護師
その後、優しそうなお爺さんの人が来た
優しそうっていうのはなんとなくだ
その人は病院の先生らしい
先生
真鈴は、首を横に振った そして、小さな声で
真鈴
そう言った
すると、そのお爺さんは
先生
まだ5歳の子供に神経とか足の筋を言ってもわからないだろうに
真鈴はよくわからず首を傾げていた
その後、警察の人が来て何があったのかを聞かれた そのまま真鈴は話した
父と母の最期を 真鈴を見つけたのは夕刊を配っていたお兄さん
頭と足から血を流して倒れている所を発見し通報 その後警察が来て自宅を捜索
その時既に、両親は死んでいたそうだ 犯人は近所の目撃証言により早く見つかった
そして、父と母の葬儀が行われた
勿論、真鈴も主席していた 葬式が終わり真鈴をどうするか話をしていた
親族
親族
親族
親族
親戚中のお話が終わり、結局真鈴は本家で預かる事となった