『最後の向日葵』
今年ももうすぐ秋か……
向日葵は今日も元気に咲いてるな
来年も咲いてくれるかな…
ある冬の日
自分は通り魔にあったらしい
気が付いた頃には腹から赤い物が出ていた
あーあ、私死ぬのかな
そう思ったのを最後に永遠の眠りについた
目が覚めたら
そこにはいかにも神のような人がいた
『さあ、この中から次の人生を選びなさい。』
生まれ変われるんだ
『その代わり、記憶は無くなるぞ。』
まあ、そんなもんでしょうね
看護師、女優、専業主婦、、、
女の人の人生から
スポーツ選手、サラリーマン、、、
男の人の人生
犬、猫、ライオン、、、
動物もあった。
様々なジャンルがある中
一つだけ目につく職業があった
『向日葵』
これだ。
私は向日葵
今日もあの人は私を見て
少し寂しげな表情をしている
明日もあんな顔するのかな
ある日
あの人は来なくなった
寂しい
次の年
私の隣に新しい向日葵が咲いた
その向日葵は
私の1番の友達となった
あの人はもうずっと来ていない
でも
この向日葵がいれば
もう寂しくない
コメント
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すげ
('ω')
( ◉ω◉ )