私の家に帰って来た!
お母さん
お帰りなさい。どうだった?
みく
うん!楽しかったよ!
お母さん
確かあの学校、イケメンがいっぱい居るって噂らしいわよ。
みく
そうなの!?ごめん。気づかなかった。
お母さん
あら。なんでみくはイケメンに興味がないの?
お母さん
昔からいつもそうじゃない。
お母さん
なんでかしら?
みく
えーとっ。
みく
(ヤバい。女の子にしか興味ないって言ったら…)
みく
(絶対引かれる!!)
みく
む、昔からイケメンにからかわれるから、あんまり好きじゃないんだよね。
お母さん
あら、そう。でもあの学校には優しいカッコイイ、イケメンがいるそうよ。それなら、きっと、恋に落ちるでしょう!
みく
そうだね…!
みく
ちょ、ちょっと上に行くね。
お母さん
?
ここは、私の部屋。
カフェみたいでしょ!いっぱい、家具とか集めたの〜!
ドキドキ
みく
(どうしよう……)
みく
(あの子の事が、頭から離れない……!!)
みく
(ああ。)
みく
(いつもの。)
みく
(あの時と同じ。)
あれは、小学6年生の頃。
みく
みなちゃん!
みな
なあに!
みく
私の家に遊びに行かない?お母さん、今日、みなちゃんと遊んで良いって!
みな
分かった!良いよー!
みく
車居ないよー!行こ!
みな
うん!
みく
うわっ!
みく
(石につまずいちゃった……)
みく
痛い……
みな
もう渡ったよーって!大丈夫?!
みな
血、結構出てる!
みく
(は、早くどかないと!)
ブーン
みく
え?
みく
(もう死ぬの??まだ、みなちゃんに好きって。恋してるって伝えられてないよ。。。)
キャーーーーっ!