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俺には好きな人がいる。

仕事先で出会った2つ年下の子

特にこれといった内容はないけど、

話をしていくうちに仲良くなって

連絡も取り合って

最近では、食事に行くことが多い。

だけど、その子には

年下の彼氏がいるらしい。

それを聞いた時はすっげえショックだった

けど、話を聞いてやる人も必要だし

俺は、この気持ちを隠して

良き友達でいることにした。

今日は、俺の行きつけの焼肉屋にきている

世間話などしながら1時間ぐらい経った時

俺はあることに気づく。

目黒 蓮

ねぇ、腕なんかした?

〇〇

ん、あ!

〇〇

棚にぶつけたの笑

彼女の腕には青黒く染った痣ができていた

でも、明らかに勢いよく腕を隠さなくてもいいだろうし、

動揺もしてる。

目黒 蓮

あのさ、、

目黒 蓮

話したくなかったら、全然いいんだけど

目黒 蓮

前にご飯行った時も足にその、、

目黒 蓮

痣?って言うんかな、

目黒 蓮

できてたから、その

目黒 蓮

心配でさ。

〇〇

.......そっか

〇〇

やっぱり蓮くんにはバレてたか〜笑

〇〇

隠してたつもりだったんだけどね笑

なんて、顔をひきつりながら言った。

目黒 蓮

それって、誰にやられたの?

〇〇

..........彼氏だよ。

目黒 蓮

えっ、、まじ?

〇〇

うん、ちょっと愛が重たいのよ彼、

〇〇

だから、ちょっとでも不安なことがあった時

〇〇

すぐ手が出てくるの、

目黒 蓮

怖くねぇの?

目黒 蓮

そんな奴と付き合ってて

俺はそんなことを言ったが、すぐに気がついた。

怖くないわけねぇって、

怖いからこそ、別れられないんだなって。

目黒 蓮

ごめん、怖いよな、とりあえず

目黒 蓮

一旦店でよ。

〇〇

気遣わせて、ごめん。

目黒 蓮

大丈夫だよ

お会計をして、外にでる。

目黒 蓮

なぁ、〇〇

目黒 蓮

俺じゃ、、だめ、?

〇〇

.......えっ? ちょっと、

〇〇

どうしたの、?

目黒 蓮

俺なら、、絶対に暴力なんてしないし

目黒 蓮

〇〇になんかあったら、すぐ助ける、

目黒 蓮

話だってちゃんと聞く、

目黒 蓮

俺じゃだめ、、?

〇〇

.......ごめん、蓮くん、。

〇〇

蓮くんのこと嫌いじゃない、けど、

〇〇

今は、彼をどうにかするのと、

〇〇

それが円満に終わっても....彼氏

〇〇

彼氏っていう形が、今は怖くて.......。

そりゃそうだな。 今自分の彼氏のことで悩んでんのに 急に告白なんてしても、意味が無い。

かっこ悪ぃな、、俺.......。

目黒 蓮

そうだよな、ごめん。

〇〇

ううん、、こっちこそごめんね。

目黒 蓮

じゃあ、帰ろっか。

目黒 蓮

送ってくよ。

〇〇

うん、ありがとう

彼女と歩き出す。

まるでさっきのことが無かったかのように いつも通り笑いながら歩いている。

しばらく歩いていた時、彼女の足が止まった。

目黒 蓮

ん、? どうしたの?

〇〇

....っあ、いやっ、あ、あの

〇〇の顔を覗き込むが、目が合わず

彼女の視線を辿ると、

俺より10cm小さいぐらいの若い男性が こっちに向かってきてる。

多分.......彼氏。

いや、絶対彼氏。

△△

ねぇ、〇〇、?

△△

こんな時間に俺じゃねぇ奴と何してるの?

△△

ねえ、

△△

僕に連絡も返さないでさ

△△

なにしてんだよ!こたえろよ!

と、男は彼女を力ずくで腕を掴んだ。

そりゃ、痣にもなるわな。

俺は男が掴んでた腕を取って、 彼女を俺の後ろに隠した。

△△

お前は誰だよ、?

△△

僕の彼女をかえしてください!!

目黒 蓮

あのさ、

目黒 蓮

お前、彼女に暴力なんかして楽しいか?

△△

は?

目黒 蓮

こいつの腕、足、ちゃんと見てみろよ。

目黒 蓮

これ全部お前がやったやつだろ?

目黒 蓮

〇〇、泣いてんじゃねぇかよ。

目黒 蓮

好きな女に暴力ふるって、泣かせるとか

目黒 蓮

お前、最低にも程があんだろ。

〇〇

.......

△△

それはあなたの意見ですよね?

△△

〇〇は俺のことが好きで好きで仕方がないんですよ!

△△

だからしょうがないじゃないですか

目黒 蓮

本当に〇〇はお前のこと好きなのかな?笑

△△

は?

△△

なにいってんだよ

△△

俺が付き合ってやってんだから、好きに決まってんだろうが

俺はこいつに1発やってやろうかと思った時だった。

〇〇

別れたかった、、。

彼女がやっと声を出した。

△△

、、は?

〇〇

ずっと、、ずっと!

〇〇

あなたと別れたかった、!

△△

、、お前、なにいってんだよ?

〇〇

別れたかったけど、、怖くて、

〇〇

怖くて言えなかった、、

△△

お前、、それ、本気かよ、?

男は泣き出した。

△△

やだよ、、俺、〇〇と別れたくない、!

目黒 蓮

は?笑笑

流石にこいつのメンタルと言い性格といい おかしすぎて笑ってしまった。

〇〇

ごめん、私はもう無理だから。

〇〇

あなたが好きじゃない。

〇〇

むしろもう嫌いです。

〇〇、よく言ったぞ!

△△

なんで、、、

男は崩れ落ち、再び泣き出した。

目黒 蓮

〇〇、行こっか

〇〇

うん

俺らはそいつを置いてき、また歩き出した

彼女の家の前に着くと、 彼女は、俺に抱きついてきた。

目黒 蓮

えっ、、ちょっ、え、?

〇〇

ほんっとに、ありがとう、。

目黒 蓮

い、いやいや、全然、俺は、、

〇〇

蓮くんのおかげで、彼とお別れできた。

目黒 蓮

よかった、ほらほら涙拭かないと、

俺は涙を流している彼女の目を拭いてあげた。

〇〇

ほんとにありがとう、蓮くん

目黒 蓮

ううん、あっ!

〇〇

なに?どうしたの?

目黒 蓮

俺、これから〇〇に

目黒 蓮

全力でぶつかってくから、覚悟しとけよ?

そう言うと彼女は、ちゃんと嘘偽りのない 笑顔を見せてきた。

〇〇

わかったよ、笑

〇〇

じゃあ、待ってるからね?笑

俺はこの笑顔を絶対に守ってやりたいと思った。

目黒 蓮

おうっ

目黒 蓮

じゃあまた明日

〇〇

うんっ

〇〇

バイバイ

〇〇

おやすみ

目黒 蓮

おやすみ。

それから、俺は毎日〇〇にぶつかっていき

半年経った頃、ようやく付き合えることになった。

俺がこれからも、あの笑顔を守ってみせます。

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