- 𝙒𝙞𝙩𝙝 𝙘𝙤𝙛𝙛𝙚𝙚 𝙟𝙪𝙨𝙩 𝙞𝙣 𝙘𝙖𝙨𝙚 -

~ ｼﾞﾐﾝside ~

ﾎｿｸ先輩の言葉の意味が 何度考えても分からなかった

ただ、先輩と俺との気持ちが 同じだったという事実が

より一層僕を苦しめた

昨日先輩が言ってた言葉。

僕は1度も彼女を遊びだと思った事は無い

ただ、自分がどれほど○○を愛していたって

周りから見たらただの遊びに見えるという事がわかった

曖昧な関係は終わらせたい。

彼女を正しく、しっかり愛せる為に

次に会う夜。

僕は○○に告白しよう

僕はふと、ハンガーに掛かっている物が目に入った

○○が着るには少し大きい服で

黒色の女性ものでは無いコートだった。

そのコートは僕には見覚えがあった

もし、この時。

俺の変なプライドがなければ まだ○○と一緒にいられたかな、

僕から目を逸らす○○に腹が立った

君は何も悪くないのに

悪いのは僕なのに

自分の変なプライドが邪魔して ○○を傷つけてしまうんだ。

君を責めても無意味なのに

思ってもいない事を、 弱い僕が矢のように放つんだ。

は…？なんだよそれ、…

恋人でもなく、友達以上でもなく、そういう関係なのかも分からない僕達の仲を

一体なんと、呼んだらいいのだろう。