段々目の前が明るくなっているのが 分かる
誰かが僕の顔を覗き込んでいるのが 見えてきた
@ 白
@ 白
@ 白
@ 黒
@ 白
@ 黒
@ 赤
勢い良く現れたと思ったら 僕の視界が一気に暗くなる
@ 白
@ 赤
@ 赤
気づけば僕の身体は赤ちゃんの 腕の中
普段は頼りがいのある長男として 思われてる彼が、弱い姿を僕に 見せてくれている事が
ヤバいやつだとは分かっているが 少しだけ、ほんの少しだけ、 嬉しかった
@ 白
あの夢は何だったんだろう
心の隅で何処か、懐かしさを 感じた
暖かくて、優しくて、安心して それでも体は寒かった
@ 青
@ 白
@ 青
@ 白
@ 白
@ 青
@ 青
@ 青
@ 青
口数の少ないまろちゃんが、 必死に単語を繋ぎ合わせて 心配してくれてる
まろちゃんが握ってるっていうか 引っ張ってる服の裾は、もう シワだらけ
涙で滲んだ青の目を、 ソッと拭った
@ 桃
@ 白
@ 白
@ 桃
@ 白
@ 桃
近づいて分かった 目の周りが少し腫れていて赤い事
僕の為に、泣いてたのかな
やっぱり僕、愛されてんや
生まれなかったらって、考えてた 僕は馬鹿だったのかな
@ 白
この愛は、本当に幸せな物 だけど、本当はどこか 欠けてる愛って事
コメント
2件
次回 ♡2000
んもぉ、好きッッッ