神様のいたずら

過去の事かぁ… どこから話せばいいかな~ やっぱあの時からかな… 全部話そ…

え、てかこれ心読めるんだったら 話さなくても良くね？

両親は面白い人だった 親バカと言うべきだろうか…？

このころ。 小学1年生だった俺。

絵も上手い 歌も上手い 勉強なんてもう中一の問題も出来ていた 運動も完璧にこなし出来ない競技はない 料理は体が小さいので 上手く包丁を使えなかったけど 子供用包丁ですると結構できた

やってみたら全部そこそこ出来る 昔からそうだった

そんな俺を両親は溺愛してくれていた

ただ、そんな面白おかしい両親は 俺が小学3年生になる始業式。 交通事故に遭い亡くなった。

辛かった なんでも出来るはずなのに 心にぽっかり穴が空いたような そんな気持ち

小学6年生。 小さい時から家事全般出来たおかげで 親と過ごしていたあの家を離れず そこで暮らせた

ただ今まで騒がしかった あの家が静かになったと思うと まだやっぱり苦しかった

小学校では それなりにモテていた なんでも出来る男子ってモテるんだな…

親みたいに褒めてくれる訳では無い でも素直に褒められるのは嬉しかった

中学生になった 中学でもかなりモテた でも話しかけてくることや 告白などはなかった

中学生になってから知り合った ひろくん。 フレンドリーですぐに仲良くなった

ひろくんに聞いてみたところ 女子が話しかけないのは 遠すぎる存在？的な何かで 話しかけるのも恐れ多いとか何とか…

なんだそれ（（

体育祭や文化祭。 いつも「あのうりだから。」 「うりだったらいける。」という 理由で重要な役に選ばれる

その度に期待され なんとかその期待に答える そんな日々が続けば続くほど 期待されるのが怖くなっていった

高校1年生。 あの日々は続いている この話をしているのはひろくんだけ

ひろくんは俺に無理絶対にさせない だからこそちゃんと話せた

ひろくんが居たから ここまで過ごしてこれた

高校1年生の夏。 ひろくんに恋人が出来た 聞いた時は凄く嬉しかった

ずっと俺のせいで ひろくんの人生に壁を作りたくなかったから 本当に嬉しかった

でもその頃から ひろくんが恋人＿、 なおきりさんのとこに定期的に 行くようになった

当たり前だ 恋人なんだから

逆に恋人に付きっきりにならず 俺との時間を取ってくれる ひろくんはほんとに優しいと思う

ただ、俺はどこまで ひろくんに依存していたんだろう ひろくんが居ないだけでほんとにしんどかった

だけどひろくんには自分の時間を 作って欲しかったから 俺はだんだん不登校になって行った

似てる…？ 何が似てるんだ…？

まぁ、いっか考えるのは後！！

なに2つの意味って もう1つなに…？

すっ飛ばして 夜

1日目【後半】終了

うりりんの過去編でしたぁ！ 次回はきっとゆあんくんの… サムネ変えました

自作です 今後とも 「巫女になったら神社の狐に愛されました」 をよろしくお願いします！