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美里
愛澤美里
本を読むのが好き
東京から引っ越してきた
うるさい人が嫌い
本を読むのが好き
東京から引っ越してきた
うるさい人が嫌い
良規
正門良規
本が好き
友達の前では良くはしゃぐが、
本当は大人しい
本が好き
友達の前では良くはしゃぐが、
本当は大人しい
先生
今日の授業は終わりだ。
先生
部活がある人は早めに行くように。
先生
分かったか？
クラスの人
はーい！/はい。
よし、本読もっと！
美里
.........
この本面白いなぁ、
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
良規
あれ、愛澤やん
良規
よ！
げっ！うるさい人じゃん
美里
あ、はい
良規
反応薄いなぁ〜
美里
で、なんですか？
良規
あぁ、その本さ、俺好きやねん
美里
へー、
良規
その作者知っとる？
美里
知らないですけど
美里
今から探しに行こうとしてたんですど
良規
そうなん？ごめんなぁ、
美里
いえ、じゃあ
良規
あ、ちょっと待ってや！
良規
一緒に見に行かへん？
美里
え？
美里
あ、別に一人で行きます。
ﾄｺﾄｺ
良規
待ってや！
ｶﾞｼｯ
ﾄﾞｷｯ
美里
え、あ、離して下さい、、、
良規
あ、ごめん、、
良規
同じとこ行くんやで？
良規
一緒に行かへん？
美里
え、
良規
ダメやった？
美里
いや、大丈夫です、、
良規
じゃあ行こ！
ｷｭﾝ
え、何この気持ち、、
もしかして、、
いや、、、
良規
なぁ、俺ってうるさいやつに見える？
美里
はい
良規
やっぱりかぁ、、、
美里
何でですか？
良規
俺、普段はそこまではしゃいだりしてへんねんけどさ、
良規
友達に「お前静かすぎておもんない」
良規
って言われたからいっつもはしゃいどんのやけどさ、
良規
落ち着いた方が好き？
美里
そうなんですね、、、
美里
落ち着いてる方が好きです、/
美里
あ、着きましたよ
良規
本間や、ありがとう
美里
いえ、
美里
えっーっと、○○、、、
良規
あ、あった
美里
何処ですか？
良規
ここ
美里
ほんとだ、、、
良規
どれ読みたい？
横向かないで、、、
距離近いし、かっこいいし/
良規
おーい！愛澤？
美里
あ、すいません、
美里
これ読みたいです
良規
これ？
美里
はい
良規
ん、はい
美里
ありがとうございます
良規
なぁ、敬語やめてや
美里
分かった、
.........
良規
なぁ、読み終わったんやけど
美里
私も
良規
本借りてく？
美里
そうしようかなって思ってる
..................
良規
なぁ、こっち向いてくれへん？
美里
何っ？
ﾁｭｯ
美里
っ///...
良規
あ、ごめん
良規
恋愛小説読んどったし
「愛澤のこと好きやから」
美里
え、、////
良規
なぁ、付き合ってくれへん？
美里
うん、、、！
良規
ふふっ、ﾁｭｯ
美里
ｷﾞｭｰ
美里
ありがとう
こうして一冊の本から始まった恋
今ではその本が家に飾ってある
良規と付き合えて本当に嬉しい
ありがとう、本
ありがとう、良規
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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