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第一章 第二話『平和の終わりを告げる鈴』〜花咲村編〜
〜Start〜
「花咲村」
はる haru
はる haru
はるが目にした光景は、
辺り一面に咲いていた色とりどりの美しい花々は氷漬けにされ、
周りにあった家達は焼け焦げ、形を崩し、
人がここで生活していたとは到底思えないような、そんな悲惨な姿になっていた。
はる haru
辺りを見回しても、同じような光景ばかりで、人の姿は見当たらなかった。
はる haru
はるが辺りを見回していると、2つの人影が目に入った
はる haru
走り出そうとした途端、はるは近くにあった建物に身を潜めた。
なぜなら、そこにいた2人は、この村の住人では無い人だったからだ。
1人は、水色の長髪に瞳、着物を着ており、狐の耳と尾を持った少女。首に鈴の着いたチョーカーを着けている。
もう1人は、赤色の短髪に瞳、着物を着ており、狐の耳と尾を持った少年。首に鈴の着いたチョーカーを着けている。
はる haru
はるがそう思っていると、2人は話始めた
『炎』(えん)
『炎』(えん)
『氷』(ひょう)
『氷』(ひょう)
はる haru
はるはそれを知った途端、怒りや悲しみが込み上げてきたが、同時に、何もできない自分に1番の怒りが沸いた。
武器も、能力も無く、身体能力でさえ皆より劣っている自分にできることなど無かった。
はる haru
はるがそう思っていると、突然携帯の着信音が聞こえた。
水色の少女が携帯を取り出し、応答ボタンを押した。
はる haru
はるは耳をすませ、会話を聞き取ろうとした。
『ボス』
電話先から聞こえてきたのは、女性の声だった。
しかし、どこか冷たく感じた。
『氷』(ひょう)
『ボス』
『ボス』
『氷』(ひょう)
『炎』(えん)
通話が切れると、2人は鈴を「リン」と無らしながら、素早く何処かへ去っていった。
はる haru
はる haru
はる haru
嫌な予感が頭に残る。
はるは、いてもたってもいられず、「間の森」へと走り出した。
はる haru
はるが「間の森」を走り、いつも皆と遊んでいた場所へ向かうと、3人の姿が目に入った。
はる haru
星来(せいら)
星夜(ほしや)
桜鬼(おうき)
星来が駆け寄って来て、はるに抱きついた。
はる haru
星来(せいら)
桜鬼(おうき)
星夜(ほしや)
星来は嬉しそうに抱きつき、桜鬼は安心して息をつき、星夜はどこか嬉しそうだった。
はる haru
はる haru
はるは先程見た村の光景をまだ受け入れきれず、震えながらも、皆を見て言った。
3人は、それを聞いた途端、悲しそうな顔をして、黙ってしまった。
はる haru
はる haru
はる haru
はる haru
はるは胸の前で手を握り、下を向いた
星来(せいら)
それを見た星来が、もう一度はるを優しく抱きしめた。
はる haru
星来(せいら)
星来(せいら)
星来(せいら)
星夜(ほしや)
星来がそう話していると、木に背中を預け、腕を組んでいた星夜がそう呟いた。
桜鬼(おうき)
桜鬼もそう呟いた。
はる haru
星来(せいら)
星夜(ほしや)
桜鬼(おうき)
はる haru
はる haru
3人)わかった。
はる haru
はるは、自分の村の光景や、村にいた謎の2人の見た目、電話の内容などを皆に話した。
第一章 第二話『平和の終わりを告げる鈴』〜花咲村編〜
〜Fin.〜
コメント
30件
ストーリー構成神では???俺偶に話行方不明なるんやけど…… 普通に敵側も良さげな性格しとるなぁ〜…………というか主人公達が暮らしてた村とかの場所、ほぼ全部いかれた可能性出てきたか?これ……(花咲村の惨状から見て)
前の投稿から結構期間空いてしまった+話の内容メモ書きしてるはずなのにわかんなくなってきてる、、 あぁ、、もう、、土に埋まってこようかな、、