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幻想銃の殺人鬼(ファントムガンスレイヤー)

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幻想銃の殺人鬼(ファントムガンスレイヤー)

2 - 幻想銃の殺人鬼(ファントムガンスレイヤー) 第2話

♥

370

2020年10月25日

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ヤマト

はは、ウケる

ヤマト

お前にもそーゆうガキみたいなとこあるんだな

リツ

…………

ヤマト

別に誰にも言わねーよ

ヤマト

バン!

ヤマトは指先で銃の形を作って、リツを撃った

リツ

…………

6時間後

先生

えー、それじゃあ次

先生

問4を誰か…

ヤマト

(くっそ眠ィ)

ヤマト

(今日6時にたたき起こされたもんなあ…)

ヤマト

ふあああ~

先生

おう伊藤

ヤマト

先生

いい度胸してんなあ?

ヤマト

ち、違うんす!

ヤマト

今のはその…

ヤマト

屁です!

先生

屁?

先生

お前、口から屁がでるのかよ?

ヤマト

そーなんす!

ヤマト

ギネスに認定っすよね!

先生

はは、おもしろいこと言うなあ

先生

じゃあ、伊藤は真面目に俺の話を聞いてたんだな?

ヤマト

そりゃーもちろん!

先生

それじゃあ黒板に来て正解を書いてもらおうか

ヤマト

うげ!

先生

ほら、どうした?

ヤマト

あー、はは、はは

ヤマト

(神崎…)

先生

おい、なに机の下見てるんだ?

ヤマト

い、今すぐ行きます!

ヤマト

(うう、神崎…女神!!)

ヤマトが教壇に向かった

そのときだった

パリン!!!

ヤマト

うあ!!

先生

大丈夫か!?

ヤマト

あ…はい

先生

危ないなあ…

先生

急に花瓶が割れるなんて

先生

ヒビでも入っていたのかな…

ヤマト

(花瓶が急に割れた)

ヤマト

(それも今、吹き飛んだ、ように見えたけど…)

戸惑うヤマトの様子をリツはじっと見つめていた

放課後

ヤマト

ふああああ…

ヤマト

(暇だなあ)

ヤマト

(迎えが来るまであと4時間もあるのかよ…)

ヤマト

(勝手に家帰っちゃおうかなあ…)

リツ

おい

ヤマト

ヤマトが顔をあげると、リツが仏頂面で突っ立っていた

ヤマト

なんか用?

リツ

お前が俺に用があるんじゃないのか?

ヤマト

へ?

ヤマト

用なんてないけど

リツ

あるだろ。銃のことだよ

ヤマト

銃?

リツ

お前は俺の秘密を知ってる

リツ

俺が空想の銃を撃てることに気付いたんだろ?

ヤマト

(何言ってんだこいつ)

ヤマト

ヤマト

(まー、でも)

ヤマト

(おもしれーから付き合ってみようかな)

ヤマト

そうだよ

ヤマト

どうやって空想の銃を撃てるようになったんだ?

リツ

…………

リツ

念を込めると物質の能力を手に宿すことができる

リツ

この本に書いてあった

リツはカバンから古びた本を取り出した

ヤマト

(念能力者ってわけ?)

ヤマト

(はは、中二病こじらせてんなあ)

リツ

アメリカに遊びに行った時

リツ

銃の質感を覚えてコピーした

ヤマト

ふうん、じゃあさ

ヤマト

もう1回なんか撃ってよ

リツ

…………

リツは無言でヤマトの手元にあった数学の教科書を掴むと

リツ

バン!

空想の銃で教科書を撃った

幻想銃の殺人鬼(ファントムガンスレイヤー)

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370

コメント

5

ユーザー

リツって男だったのか 女性の名前かと思った

ユーザー

自分だけが使えるなら良いけど、みんな使える世の中なら恐い💦

ユーザー
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