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読むの遅くなってごめん(-∥-)゛ もも姉、ほんと書くのうますぎ✨
なんかミステリアス展開... この雰囲気良き...
すごいなぁ、なんでこんなに上手に書けるんだろう……
深夜の病室は 息をひそめたように静かだった
蛍光灯の光が消えると 心臓の音だけがやけに大きく響く
阿部亮平
俺は小さく笑ってそう言って胸を押さえた瞬間、まぶたの裏がふっと白く光った
真っ白な部屋
風のない空気の中で 一人の"少女"が立っていた
彼女は白い服を着て、 まるで光そのものみたいに淡く揺れていた
少女
阿部亮平
少女
少女
少女は微笑んでそう言った
阿部亮平
少女は静かに頷く
少女
少女
少女
阿部亮平
少女
すると少女は そっと手を伸ばして俺の胸に触れる
少女
少女
少女
阿部亮平
すると少女はまた微笑む
少女
その瞬間 白い光が弾け景色が崩れ落ちる
俺は病室の天井が視界に入り 目を覚ました
阿部亮平
息を整えながら胸に手を当てる
阿部亮平
阿部亮平
まるでこの心臓が "彼女"を覚えているみたいだった