💚しだ
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街は色めき、風は段々と氷のように冷たくなる。
今日はクリスマス
💗🐱
賑わう街の中に一人、 俺はぽつりと立っていた
何をしてるのかって??
彼女を待ってるんだよ!! それくらい察して?
まぁ、来ないんだけどね....
待ち合わせは2時間30分前 【苺の広場の大きなクリスマスツリー前で二人で会おう。】
ドタキャンですか。 ちぇっ.....りーぬのばぁか。
クリスマスプレゼントだって買ったって言うのに...
なんで来ないんだよ.....ぽんこつ。 ほんっと.....ば..か.....
ふと、目に涙が滲む。
💗🐱
楽しみにしていたのは、 クリスマスを二人で過ごしたかったのは
俺だけだったんだ.....と そう心が訴えかけてくる
💗🐱
会って、抱き締めたかった。 理由があったのかもしれないけど 連絡の一本ぐらい入れて欲しかった.....
そう思いつつも、嫌われたのかもという不安から電話をかけられていない俺がいる
今頃何してんだろうなぁ....
俺が涙が滲んだ目で見渡していると ふと、暗い路地が目についた
ほんの興味本位で路地に入っていくと、誰かの声が聞こえた
???
なんと言っているのだろう。 俺はバレないように忍び足でその声のもとへ近寄る
???
???
何の話だろう...と耳をすましていると
???
???
と、急に脅すような口調になる男。 まぁ、俺には関係ない。と割りきって聞き入る
???
💗🐱
💗🐱
聞き間違いではない。 男は今【りーぬ】と言った。
途端に俺は男の前に出て
💗🐱
と言った。 なるほど、町のしょうもない輩に捕まっていたのか...早く気付けば良かった.....と安堵していると
???
💗🐱
???
男が地面にしゃがみこんで小さくうずくまっているりーぬに抱きついてから、りーぬの耳を舐めた
❤️🐶
その途端何かが吹っ切れた俺は 男の胸ぐらを掴んでから、腹部に膝蹴りして身動きを取れない状態にした。
💗🐱
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???
???
💗🐱
???
???
❤️🐶
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💗🐱
💗🐱
❤️🐶
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❤️🐶
❤️🐶
💗🐱
❤️🐶
❤️🐶
💗🐱
戸惑いを隠せない俺に、号泣しながらりーぬは言う
❤️🐶
その途端、俺はその場を駆け出した。悲しみと、怒り
俺をこんなにも待たせておいて。 俺をこんなにも騙しておいて。 俺を悲しませておいて。 俺に好きだなんて言っておいて...!!
違う、そんなの強がりだ。 ほんとは悲しくて悲しくて涙が止めどなく溢れていた。
💗🐱
俺は家に帰って、綺麗に梱包された物の包み紙を破って破って
箱を開けて垣間見えるダイヤモンドが輝く指輪を
ゴミ箱に投げ入れた
💗🐱
それだけは手放さないと、心に誓っていたのに。
誰にも渡したくなくて 俺だけのものにしたくって いつでも俺の側に居てくれた 俺の一番大切な人。
それは向こうから離れていってしまった。
さとちゃん大丈夫? 泣かないで!俺がいるから!!
今にも聞こえてきそうな、 優しい声。 手を伸ばしてみてもそこに彼女はいなかった。
その時 甲高くインターホンが鳴り響いた。
普段ネットショッピングはしない俺にとっては、その主が誰なのかすぐに検討がついた。
ドアを開けるとそこには、 泣きながらうずくまる、りーぬがいた
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❤️🐶
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