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時差コメ失礼しますm(_ _)m 号泣案件でした泣 本当にパパはいい人ですね 一体パピーに何があったんだってばよ、続きが気になって夜しか寝ることができません。 本当に素敵な作品を書いて頂いてありがとう!!!!!!!!!!!!!!!
初コメ、時差コメ失礼します。 一気見させてもらいました!涙が滝のように出て止まりません😭ktyくんままって呼べて本当によかったですしtgちゃんも解決できてmzたんも声聞けて本当に良かったです😭 できたらハピエン希望です。 できたらで本当にいいです!

このみんなに世界一幸せになって欲しいから私はハッピーエンドがいい。 ハッピーエンドとバットエンド両方作ったらどっちの結末も見れるからそれが1番いいと思います。
お疲れ様です
皆様コメントや♡ありがとうございます
本当に励みになります!!
このお話ももうすぐ終わりなんですが
ハピエンとバドエンと両方ありますが
どちらがいいですか?
教えてくれたら嬉しいです
今回は1周回ってmz視点になります
mz
子供達のご飯とお風呂を済ませ
ktyが眠いと言うので一緒に寝ようとしたら
『1人で寝れるから』と言われてしまった
朝から様子が変なktyに動揺しながらも
家事に仕事にとバタバタしてたら
中々向き合ってあげれなかった
って言うのは言い訳で
正直、向き合うのを
恐れていただけかもしれない
pr
そう言ったprちゃんは子供達が寝た後のルーティンであるコーヒーの入ったマグカップを
俺の前にコトンと差し出してくれた
mz
pr
意味深な返事のprちゃんが怖くて
mz
慌てて話題変換したけど
pr
バレてるよね
mz
mz
pr
mz
mz
mz
pr
mz
pr
mz
kty
今にも砕けてしまいそうな自分の意思をそうならないように
鼓舞する言い訳を並べようとしたら
1人で寝ると意気込んでいた愛息子が
ぬいぐるみを抱っこして俺達の方を
少し寂しそうに見つめていた
mz
出来るだけ優しく、先程の話を逸らすように声をかけると
ktyは横に首を振って俺の方に歩いてきた
kty
そう言って渡してきたのはあの狼のぬいぐるみ
よくわからず受け取り、ktyの言われるがままぬいぐるみの顔をktyに向けた
kty
この後出てくる言葉が怖かった
でもそれを隠すように、感じ取られないように
mz
出来るだけ微笑みを繕う
するとktyは少し緊張した様子で
すぅっと深呼吸した
kty
kty
kty
kty
kty
mz
kty
kty
一生懸命涙を堪えて紡ごうとするktyの言葉ををゆっくり待ってると
ktyはぬいぐるみを見て頷いた
kty
kty
kty
kty
kty
kty
kty
『おねがいします』と涙ながらにお辞儀をしたktyに
いかに自分が残酷な決断をしようとしてたのか
改めて気付かされ
涙がこれでもかと溢れ出た
kty
pr
止まらない涙を拭くことなく
俺はぬいぐるみと共に
その小さな宝物が壊れないよう
ゆっくりと抱きしめた
mz
kty
kty
mz
mz
mz
kty
忘れかけていた大事な肩書き
俺にとっても勿論だけど
ktyにとっては俺よりももっともっと
大事で大切な『ママ』と言う肩書き
mz
kty
mz
kty
その『まま』の声をもう見失わないよう
しっかり噛み締めるように胸に刻んだ
ふと見れば寝室のドアの隙間から
泣いてるtgと目が合った
mz
俺達を少し涙目で見ていたprちゃんがtgの存在に気付くと
愛息子に微笑み両手を広げた
pr
ててて、と音が聞こえてきそうな走り方で
tgはぬいぐるみと共にprちゃんの元にすっぽり入ると
prちゃんはその小さな身体を抱き上げた
tg
pr
tg
pr
pr
tg
pr
pr
pr
pr
pr
tg
にこっと笑ったtgの顔は
まるで向日葵みたいな鮮やかな笑顔だった
prちゃんもいい事言うなぁ
あれから子供達が寝れないと言うので
30分だけと言う約束でお菓子をつまみながら少し話していたら
ぬいぐるみを抱っこしていたktyが嬉しそうに話した
kty
mz
kty
kty
kty
kty
kty
kty
kty
正直言ってることがわからなかった
これはまだパパがいた時の話なんかじゃない
でもktyの妄想だとしたらそんな事思うか?
言い方がアイツ過ぎて混乱する
mz
本当にパパと話したのならば
単純に疑問を投げかける為に
体勢を変えてktyの方を向いた時だった
tg
mz
俺の肘が当たりマグに入っていたコーヒーを倒してしまった
pr
mz
kty
慌てて机を拭いていたら
嘆くような息子の声が響き振り向いてみると
机の端からポタポタと垂れたコーヒーが狼を濡らしていた
tg
mz
kty
机を拭き終えティッシュで何とか叩いて拭くも
流石コーヒー
お腹と尻尾に付いたシミは手強く中々取れない
特に尻尾方が赤く汚れが目立ってしまった
kty
眉尻を垂らし残念そうな顔の息子
mz
kty
pr
tg
kty
pr
mz
kty
mz
息子の声援を受け
俺はぬいぐるみを抱え風呂場へ向かった
自分もコーヒーで濡れてしまったので
俺ももう1度風呂に入ることにした
ぬいぐるみを濡らしてガンコ汚れ対応石鹸で洗っていく
mz
ktyの言ったことが気になってぬいぐるみに問いかけてみるも
やはり反応は無い
mz
mz
まるで独り言の様に響くのは俺だけの声
それでもktyが話したと言うのなら
俺の声も届いているかもしれない
普通に考えたら頭のおかしい奴だけど
俺は懲りずに話を続ける
mz
mz
mz
mz
mz
苦笑いで話すもやっぱり何も応えない
本当にktyは話したのか疑問が残る
でも…………
mz
mz
mz
mz
mz
mz
半年以上も聞いていない愛おしい人の声
想像しただけで涙が出そうになるなんて情けない
mz
ダメだダメだと思いながら目を擦り
ぬいぐるみと抱いて湯船に浸かってみる
届かないとわかっていても
片っ端から思い出を1人で喋っていたら
mz
頭がくらくらして俺は意識を失った
もう、本当ばかっ!!
ばかばかばか!!
mz
いつも言ってるだろ!?
のぼせやすいんだから
浸かりすぎんなって!!
mz
どんだけ心配かけりゃ気が済むんだよ!
しっかりしろよ!!
お前は、ママなんだろ?
mz
ほら、kty泣いてるぞ?
早く起きてその身体で
抱きしめてやれよ
mz
大丈夫、傍で見てるから
頑張れよ、ママ
mz
その姿を掴みたくて手を伸ばして叫ぶが
目を開いたそこはそこは天井だった
kty
tg
pr
泣いてるktyに慌てるtg
ベランダの方から足早にprちゃんがこっちに駆け寄ってきてくれた
デコがひんやりするのは冷えピタか?
mz
kty
tg
mz
pr
pr
kty
mz
pr
tg
kty
pr
pr
mz
pr
あれは夢だったんだろうか
多分そう思うのが妥当なんだと思う
俺が求めている言葉を希望する声で
俺の脳内で作り上げた絵空事
頭ではわかっているけど
いない貴方を求め、縋ってしまいたい
そんな自分が情けないと思いながらも
あれは貴方が俺に与えてくれた言葉
そう信じることは
愚かなことですか?