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エアル

どうも

エアル

エアルです

エアル

今回はハートが100いったのでご報告したように番外編:エアルの回想を出します

エアル

一応R指定だし3Pなんでこういう系が地雷とかな人は静かに閉じるボタンを押してメインストーリーの続きが出るのをお待ちください

エアル

あと百合(GL)です

エアル

えーっと

エアル

通報は控えていただけると幸いです

エアル

視点は俺だけで登場人物は俺(エアル)、フォス、トゥールです

エアル

本編との関係はないっていうか俺の回想なんでこれを見なくても本編を楽しむことが出来ます

エアル

誤字脱字があっても目を瞑ってくださると嬉しいです

エアル

それでは…前編をどうぞ

嬢ちゃんが死んで早数ヶ月

俺達は家でゆっくりとくつろいでいた

嬢ちゃんには悪いが…俺らは 死人のことをずっと思い続けるような 性格ではない

既に皆気持ちを切り替え いつも通りの調子で生活していた

フォス

ん!これ美味しい!

トゥール

…あ〜、俺この味付け好きかもしんねぇ

エアル

ピーマンの肉詰めか、また作ってやるよ

現在3人で食事中だ

たまたま今日はいつもの場所で 食べるのは気が乗らなくて 和室にテーブルを設置して そのテーブルを囲うように座り 左右にいる2人は俺の手作り料理を 美味そうに頬張っていた

フォス

肉…かぁ……

ボソッとフォスが呟いた

エアル

ん?肉がどうかしたのか?

フォス

あ、いや、肉で思い出したんだけどねまだ”こっち”に来てないときにマスターさんと体の構造というか…仕組みについて話してた時があったなぁって

トゥール

具体的にはどんなこと話してたんだ?

フォス

具体的というか…ほぼほぼ胸を大きくするための方法しか話してないんだけどね…

トゥール

あー…

エアル

なるほどな

フォス

でもなんか話してるうちになぜか性とか感度とかについての話になってきてさ

トゥール

ッッ……!

右側にいるトゥールが味噌汁を ぶっと吹いた

エアル

うわ汚っ!

トゥール

あぁ、悪ぃ

ティッシュを取り出し机を拭いた

トゥール

あー……んで?

フォス

えっとね、どうやら人間はくすぐられて反応してしまうところが性感帯らしいんだ!

エアル

ふーん

トゥール

謎情報だな

ピーマン肉詰めをひとつ食べた後に 追うようにご飯を口に含む

肉詰めから出る肉汁がご飯に 絡みついているのを感じながら 噛んで飲み込んだ

エアル

んっ……で、どう思ったんだ?

フォス

んーとね、男は何となく分かるけど女の性感帯はなんかピンとこなくてさ…

エアル

まぁ、俺らは女だしな

エアル

自分の性感帯なんて気にしたことなんてねぇだろ

再度ゆっくりと味噌汁をすすりだし トゥールはぬるくなった味噌汁を ごくっと飲むと気まずそうな 顔をしていた

トゥール

くすぐりか……嫌な思い出しかねぇ…

フォス

あ〜プロレスジャンケンか…

「第1回プロレスジャンケン」を した日から暇な時間が来たら 第2回、第3回とやっていた

エアル

そんじゃ、記念すべき10回目のプロジャンするか?

フォス

もうそんなにやってたんだね…

”プロレス”という単語が入っているが 本当にプロレスをする時は力が 有り余っている時だけで とても稀なのだ

なので本気のプロレスは 3回か4回しかした事がなく だいたいはくすぐり大会になっていた

負けた人はプロレスの時は初めに 勝った人から、くすぐりの時は 勝った2人からされるのだ

とはいえ負けた人が素直にやられる わけがなく大半は鬼ごっこ状態である

フォス

エアルは負けても逃げるからなぁー

トゥール

夕方になるまで帰らねぇし

エアル

いやくすぐられるとか普通嫌じゃん

「しかも2人から」と付け足す

トゥール

そういうルール(罰ゲーム)だろうが

そう話しているとフォスが 「ふふん」と鼻を鳴らした

エアル

なんだよ

フォス

僕はこういう類のものに関しては頭が回るからねー

フォス

エアルが逃げることに対してのこと、しっかり作戦立ててきたよ

エアル

うっわダッルー

エアル

なんでそんな無駄なことをに頭使うんだよ…

フォス

いや身体能力バケモンな人にずっーーと逃げられるこっちの身にもなってよ

フォス

僕とトゥール棒立ちしてるんだよ?

トゥール

まぁ…たしかになぁ

俺はふぅ…と息を吐き氷が入った 麦茶を手に取り、冷たさを手で 感じながらグイッと飲んだ

ゴクッと喉を鳴らし少し残った麦茶の コップを机に置くとカランッと 音がした

エアル

…そんなに悔しいのなら今からプロジャンするか?

フォス

え、いいの?

エアル

あぁ、今日はまだ依頼も来てないし、暇だからな

トゥール

マジか!

2人の目が輝き出す

エアル

だが!条件がある

エアル

俺が勝った場合…お前らに本気プロレス技をかけるからな

フォス

えぇ…今までのやつで本気じゃないのか…

エアル

だが、どちらかが勝てばプロレスかくすぐりだぞ?

トゥール

…よし、やってやろうじゃねぇか

どうやらトゥールは腹を括ったらしい目が本気だ

フォス

…あぁ!もうっ!こうなったら絶対勝ってやる!!

トゥールの顔を見てフォスも 腹を括ったようだ

エアル

決まりだな

エアル

はい、最初はグー

エアル

ジャーン、ケーン

エアル

ポンッ

俺はパーを出した

…あーあ

どうやら俺の負けらしい

2人はチョキを出していた

フォス

ヤッターー!

トゥール

っしゃあ!

2人は同時にガッツポーズを 決めていた

今すぐなぎ倒したい気持ちになったが …まぁ、ルールだし

だがしかし、抵抗はする

エアル

ゆっくり立ち上がり俺は後ずさりする

それを見たトゥールは俺を 捕まえようと立ち上がるが フォスがそれを阻止した

トゥール

フォス

…逃げなよ

フォス

今日はくすぐりだから、日が暮れるまで…ね?

なぜか逃げ道を作るフォス

意地悪い顔を俺に向けながら そう言い放った

たったそう言っただけなのに なぜか背中がゾワッとする

エアル

気にせず俺は外に出た

トゥール

なぁ、どうすんだよ

フォス

まぁまぁ、見てなって

フォス

僕は頭の回転が早いの…知ってるでしょ?

トゥール

え?あぁ

トゥール

…なるほどな

フォス

いい作戦でしょ?

トゥール

あぁ、それでアイツを2人で……っていうことか

フォス

そういうこと

トゥール

相変わらず趣味悪いなぁ、触手女

フォス

でも、賛成するんでしょ?獣女

フォス

君がしないなら僕だけでするけど

トゥール

いや、俺もやる

トゥール

強くて、頼もしいやつが信頼している仲間…ましてや自分よりも弱いやつにやられたら…どんな顔を見せてくれるんだろうなぁ…

フォス

色んな意味で危険…だね

エアル

結構離れたなぁ

エアル

それにしても…

さっきから背中がゾワゾワする

まるで嫌な予感を察知しているように

エアル

…まぁ、捕まってもくすぐられるだけだから問題は無いと思うが…

エアル

危険な状態になればアイツらを殴ればいいだけか

エアル

♪〜♪〜

いつの間にか散歩になっていた

エアル

あ、セミ

セミは俺が嫌いな虫ランキングでは 結構上位にいる虫だ

エアル

セミってうるせぇ癖に1週間とかくっそ短ぇ寿命だもんなぁ

独り言を言っていると ───背がゾワッとした

エアル

ガサッと真後ろからなる音 セミが鳴きながら飛ぶ音 俺が走り出す音

それは偶然にも重なっていた

いつの間に後ろに?

とにかく俺は走る

だが、まだ俺は気づいていなかった

そこが家の方向だと

エアル

うわ、帰ってきちまった

エアル

まぁいいか

エアル

あれは…もう来てないな

エアル

はぁ……

エアル

今度、草刈りしないとな…

伸びてきた草を靴で踏むと ザクザクと刻むような音がした

靴で草を掻き分けていく

エアル

どっこい…しょっ

木の上に登って そこから屋根に移り乗る

エアル

…走ったことが結構体に響くな…

先程走ったこともあり 肩で息をする

身体能力が普通の人間の倍以上 あるからとはいえ、連続で体の どこかしらの部位を動かすのは 結構体力が持っていかれる

エアル

はぁ…日が暮れるまでまだまだ先は長いな…

そうボソッと言い屋根の上を駆け抜け ぴょんっと屋根から飛び降りた

…それが間違いだったのかもしれない

エアル

はい

エアル

これで終了です

エアル

1個にまとめるつもりだったのですが意外とありまして

エアル

前編後編に分けることにしました

エアル

次回がRです
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100

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