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授業中ふと思う事がある

なんの前ぶれもない ただふと感じた時に思ってしまうのだ

自分がいないほうがみんな活躍できる のではないか 生き生きとできるのではないか ツッコミ役などはsypくんがいるし 俺なんて家族にも必要とされていないし なにも信じることができない あれ？俺には…僕には 何があるんだ

決断は早かった 迷う時間なんてなかった 今思うと極論過ぎたかもしれない

脱ぎ終わった後 先客がいるのを見つけた ほっておけばよかったのかもしれない でも、出来なかった 先を越されるのが嫌だった

先客…俺と同じ髪を結んだ子は俺に今まであった事を言ってくれた 好きな人がいたそれを親友に相談した 次の日髪を結んだ子が告白をしようとした しかし、親友と付き合ってしまった そんな理由で飛び降りようとしたんだと

髪を結んだ子は話したら楽になったって 帰っていた

別の日俺はまた靴を脱いで飛び降りようとした

また先客がいた 赤い目の子だった 友達といつも行動していたが 自分は必要なのか 自分には何があるのか などと考えて飛び降りようとしたんだと でも、どうしても足が止まってしまう

そう言ったら心が痛いって 呟いて帰っていた

と靴を脱いだら また、先客がいた 自分ととても似た悩みがある子が その子は黒いパーカーの子 家に帰るたびに傷が増えていく そんな傷を消し去ってしまうために 飛び降りようとしていた 自分には止められないと思った いや、止める資格がないから でも でも！ 言ってしまう…

君がいるとこっちも苦しい 生きたくない むねがいたい あたまがいたい つらい 色々な気持ちがグチャグチャになる

じゃぁ、今日は辞めるわ って言って帰っていた

邪魔してはくれない

結んだ髪を解いて

黒いパーカーを脱いで

目の赤い俺は

1歩歩もうとした

その後 全員に叱られ心配され泣かれた

んで、髪をきって みんなでシェアハウスすることになった 親は逮捕された でも、少なくとも 俺は1人じゃないアイツらがいる

あぁ、幸せだ！！