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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

ここはどこ?

ある、少女が見たことのない世界にきてとまどっている。

執事

ここが、地球でございます。

執事っぽい男がいう。

えっ?地球

執事

そうです。1年ほど前、あなた様が、狙っていたものがいる・・・・。たしかV6という・・・

あぁ、あの6人の・・・

忘れもしない。

1人は確か顔だけはレンに似ていて・・・。

どういうことなの?どうして、地球なんかに!

執事

こうでもしないと、ルキア様は、いうことを聞かないと、お兄様からの伝言です。

ルキア

言ったはずだ!わたしは、もう、恋なんかしないと。

執事

そうでしょうか・・つい最近まで、カイトさまと・・・

ルキア

その話しはするな!

執事

これは、お兄様からの命令です。次の満月までに、“本物の恋“というものを見つけてこいと

ルキア

レンに、失恋したから、こりごりだ!カイトは、関係ないよ

執事?

・・・ほんとに、いうことを、聞かないやつだな

執事っぽい男は、ある青年に、変身した。

ルキア

お、お兄様?

ルキアの兄

おまえが、力を取り戻すには、こうするしかない。

ルキア

お兄様は、わたしの味方じゃなかったの?

ルキアの兄

おまえも、もう子供じゃない。

ルキア

まさか、わたし1人、ここに取り残す気じゃ・・・

ルキアの兄

いいじゃないか。おまえがこのあいだ会った地球人、V6さんたちを、頼ればよいじゃないか?

ルキア

えっ?

ルキアの兄

ほら、ちょうど後ろから

その時、遥か彼方後ろにいたのは、

剛!、おっはよう!うれしいな。会えるなんて。

・・俺は、どっちでもいいけど。(一緒に住んでんのに)っていうか、おはようの時間じゃねぇだろ?

僕の名は、三宅健!説明しなくても、わかると思うけど、V6のメンバーだよん。で、いま、一緒にいるのが、ジュニアの頃からの相棒(と僕はずっと言っている)森田剛!

僕は、今回もこの物語の主人公・・・・

と言いたいけど、どうやら今回は、そうでもないみたい。

お互い忙しいから何時から会ってないかなんてわからないな。で?他のみんなは?

さぁ?みんなそれぞれ仕事行ったからわかんない

お前に聞いた俺が悪かったよ😓

僕にあきれながらも答えてくれたのは、今回の主人公

森田剛!そう、今回は、剛が、主役なの。

健、さっきから誰に話しかけてるの?

うーん。別に。気にしないで?

僕たちが、いつもと変わらない会話をしながら歩いている頃、

ルキア

あたしは、まだ、結婚なんて

ルキアの兄

だれも、結婚しろ!とは、言ってないよ。恋愛をしろ!といっている。そうだな・・・写真借りてきたのだが、こいつ、レンに似てるな

その写真は、なぜかV6で写る集合写真だった!

いつの間に・・・・。

ルキア

・・・・お兄様こそ、どうなのよ

ルキアの兄

えっ?俺?

ルキア

アミのことよ

その名を、聞いたルキアさんのお兄さんは、顔色を変えた。

ルキアの兄

そのことは、もうよい

ルキア

よくないよ!忘れられないのは、お兄様も同じじゃないか

ルキアの兄

・・・おまえが、どの地球人と仲良くなるか確かめてやろう

ルキアの兄

た、確かめなくていいから!

パチン!

お兄様という、青年は、指をならした

ルキア

だから!わたしは!

ルキアの兄

カイトなんかやめて、地球人と仲良くやってこい!それが、お前の真の力を生み出すきっかけになるのではないか?
ルキア「真の力って何?あたしは・・・・

そう呟きながら・・・・

それでね!井ノ原君ったらね!

あっ!バカ!健!前見ろよ

人影を見た気がした剛は、そう言ったが・・・・

うわっ!

ルキア

きゃ!

なぜか、こけたのは剛で・・・・

イタタ

ルキア

あっ・・・

剛、大丈夫?

と、その女の人の顔を見た僕たちが、叫んだ。

剛&健

ルキアさん?

あまりにもぴったりと、叫んだから、なぜか注目の的・・・・

ルキア

・・・・!?えっと

ルキアさんは、赤くなってる。

ルキアさん?なんで、ここにいるの?

健、おまえが、呼んだのか?

そ、そんなわけないじゃん!

・・・声、大きいよ

ルキア

お兄様に・・・・

剛&健

お兄様?

ルキアさんに、お兄さん・・・。

ルキア

お兄様に、ここへ勝手に送られた!

健!時間ねぇぞ?

あっ!ほんとだ!ごめんね、ルキアさん、ゆっくり話したいけど、僕たち、急いでいるんだ!

ルキア

えっ?

あって早々、僕たちは、なにも考えずに、ルキアさんを、置き去りにした。

ルキア

ちょっとぉー!おいていく気なの?

ルキアさんの、叫びを聞きつつ、

やっと気づいてしまったことがある。

あーっ!!

な、なんだよ

る、ルキアさん、置いてきたら、マズイ・・・よね?

・・・それ、今さら気づくか?

その通り!

ルキアさんは、地球人じゃない!

この世界の人じゃない!

僕は、さっそく、メンバーに電話をした。

いのっち

えっ?ルキアさんが、地球にいる?マジで?

そういう、反応を返してくれたのは、やっぱり井ノ原君。

坂本&長野

えっ?マジで

その電話を、聞いたのは、上の二人。坂本君と、長野君。

さすが、声が揃っている。

長野

・・・何でまた

と、長野君。

なんでかは、わからないよ。とにかく、スタジオまでは、一緒にきたけど、遅れちゃうから、あとよろしくね!

トニセン

よろしくって・・・・

そのまま電話を切り・・・

ルキアさんに、事情を、説明して・・・

ルキア

こんにちは・・・・

トニセンの楽屋にやってきたルキアさんは、恐る恐る入ってきた。

坂本

いらっしゃい、ルキアさん。
なんか、雰囲気変わった?

少し、髪が、のびたような?たしか、あのときは、ショートカットだった。

ルキア

あたし・・・、迷惑なら・・・

長野

いや、いいよ。ここにいて。俺たちラジオやってるからいなくなるけど・・・

ルキア

ラジオ?

いのっち

そう、いまから、ラジオの収録だよん

ルキア

あの、よかったら、見ていても、いいかな

長野

えっ?・・・いいよ。なにか、興味あるの?

ルキア

・・わたし、美容師になるのが夢なんだ

まだ、これは誰にも話していないルキアさんの秘密だった。

長野

へぇ、美容師さんか。なら、スタイリストさんとかに興味あるとか?

ルキア

うん。そう言うの好きかも

トニセン

・・・・・・

トニセンのみんなは、ルキアさんの顔を見て、前とは違うな・・・と思った。

いのっち

・・・・よかったらラジオの収録聞いていってよ。

ルキア

はい!

長野

・・素直な反応・・・

坂本

じゃあ、始めるか・・・

そして、女の子が、きたというから、なぜだかスタッフにルキアさんは、大人気だった。

雰囲気は、あのときとは違う。

笑顔がすてきな人だったんだな。

3人は、そう思った。

もう一度、説明しよう。

ルキアさんは、ぼくたちを、助けてくれたイナンや、イオンさんを苦しめた張本人。

あのときは、イナンや、イオンさんの力を狙っていたみたいだけど・・・

最後に彼女が流した涙に嘘は感じられなかった。

なんで、この地球に、来たんだろう。

それが、不思議で仕方なかったけれど、満月までのこの1ヶ月が、また、不思議な日々になるなんて、まだ、誰も知るよしはなかった。

ただいま~

最初に帰ってきたのは、剛だった。

剛、早いじゃん。

今日は、雑誌の取材だったんだ。それに・・・

それに、ルキアさんのことが、気になった、とか?

・・・そういうわけじゃないけど・・・・

それより、V6のみんな一緒に住みだしたのか?

そうなんだよ。なぜかシェアハウスに住むようになったんだ。

今月から。

長野

ルキアさん、。今日は、助かったよ。頑張ってくれたお礼だって。

渡したのは、今日の分の給料。急遽、スタイリストが、足りなくなり、ルキアさんが、かって出てくれたんだ。

長野

・・スタイリストさんが、ほめてたよ?あんなに手際がいい子は初めてだって

ルキア

こ、こんなにいいの?だって、わたし、今日ここへ初めて来たのに・・・

長野

いいのいいの。お腹すかない?帰ったらなんか作るよ

坂本

・そうだな。カミセンのみんなも帰ってくるころだろう

いのっち

・・よっしゃ!夜は、ルキアさんの歓迎会でもしようぜ

ルキア

・・・わたし・・・・

坂本

あっ、泊まるところ決めたなら、無理にとは言わない。男ばかりだから、むさ苦しいし。

ルキア

・・・・

そのとき、

へぇ、ここが地球。ルキアのやつ、ちゃっかり、地球人と仲良くしてるじゃん。これは、使える

また、青年が現れた。

ルキアの兄と同じく長髪の美少年だった。

そして、その夜、トニセン3人が、揃って家に帰ってきた(笑)

トニセン

ようこそ、V6のシェアハウスへ

ルキア

シェアハウス?ってなに?あんたたちの家だろ?

いのっち

まぁ、そうなんだけどね。

坂本

ややこしいこというなよ。ルキアさん、さぁ、入って

ルキア

・・・わたしが、入っていいのか?

坂本

まぁ、さっきも言ったけど男ばかりで、むさ苦しいかもだけど。

帰ってきたルキアさんと、トニセンのみんなを迎えたのは僕で、

細かいことは、気にしなーい!いらっしゃい、ルキアさん!昼間はごめんね

ルキア

・・・・・・

剛、そんなところになんか言えよ。昼間っから黙りっぱなしじゃん

別に?何も言うことねぇし。

ルキア

・・・・・何よそれ!わたしだって来たくてきたわけじゃないわよ!大体何?その態度!

・・・・・

ルキア

なによ!来ちゃ悪かった?

・・・髪・・・短くなかったっけ?

ルキア

・・別に長かろうが、短かろうがあんたには関係ないだろ?

・・・名前覚えてるんじゃないのかよ

なぜか言い合っているルキアさんと、剛。

岡田

ただいま~・・ってか、いきなり、ケンカ?玄関の外まで聞こえてきてたよ

戸惑っているのは、帰ってきたばかりの末っ子岡田。

岡田

っていうか、ルキアさん?

みんな、ルキアさんのことを、覚えてた。

ルキア

・・・わたしだって、あんたたちに悪いことしたと思ってる。

長野

あれから、1年近く経つもんね。

坂本

本当に、なんの目的もないのか?

それ、俺が、さっきから、ずっと聞いてるんだけど、答えてくれなくてさ。

ルキア

わたし、住むところは、自分で探すよ!お世話になりました

いのっち

待って!

出て行こうとしたルキアさん。

いのっち

せっかく、再会したんだからさ!協力するよ?

ルキア

・・・恋を見つけろっていうんだ。
V6「恋?

ルキア

本当の恋を・・・って。

V6

ここで?

ルキア

次の満月までにって。わたしには、無理だよな。大丈夫。あんたたちには、迷惑かけない。

坂本

どうやって、恋の相手を探すか、だな。

いのっち

そうそう、ルキアさんが、異次元から来たって知ってるの、俺らだけだし

と、井ノ原君。

長野

誰も、信じないよね~。そういうの好きな人は、別だけどさ

と、長野君。

坂本

でも、協力しよう。今日は、ほんとに助かったしね

と、坂本君。

安心して!誰にもばれないようにするよ?僕たちだけの秘密! ルキア「なんで・・・・!なんで、優しいんだよ!わたしは、あんたたちを苦しめた!殺そうともした!

岡田

なんでやろ。アミのこと、苦しめられたのに・・・

長野

あのときの、あなたの涙を見たときから感じたんだ。あなたも、1人の女だって。

1人のちゃんとした、人間だってね。

ルキア

本当はね、あのあと、お礼をいいに行こうと思った。あんたたちは、とっくにいなくなっていて・・・当たり前だよな。あんたたちは、戻る場所があったんだよな

なんだ、笑えるんじゃん

ルキア

えっ?

剛が、ようやく放った一言。

いのっち

とにかくさ、今日は、再会を祝おうよ!固いことは言わない約束!過去は忘れる約束!ねっ?

そうそう、坂本君と、長野君が、腕を振るってくれるから!

ルキア

・・・・・

ここにいて、いいのか?

V6

よーし!乾杯!

こうして、6人で、ルキアさんとの再会を祝ったのだった。

V6 不思議な船旅2 ルキアさんとの再会

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