テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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V6 不思議な船旅2 ルキアさんとの再会

第2話 - 呪いの指輪

2021年08月14日

#V6

#お互いの気持ち

#呪いの指輪

藤原葉月

ルキア

いつも、こんなに、にぎやかなの？

さっそく、お酒を飲み始める坂本君。

長野

まぁ、坂本君は、お酒好きだからね。俺は飲まないけど・・・・

いのっち

ねぇ？ルキアさんはさ、俺たちのなかで、彼氏・・・にするんだったら、誰がいいの？

手をマイクの形にして質問する井ノ原君。それ、わりと古いかも。

ルキア

えっ？

健

それ、聞いちゃう？じゃあ、やっぱり、レンさんに、にてる、剛？

ルキア

・・・・

チラッと、剛をみて

ルキア

冗談じゃないよ！こんなチビ！

剛

なぬっ😒

長野

あっ、禁句・・😅

確かに彼は、背は低いけど・・・・

剛

俺だってごめんだ！でかい女は好かねぇよ

ルキア

なによ！

剛

髪、短い方が良かったんじゃねぇの？

坂本

・・・また、余計なことを・・・

岡田

もしかして、褒めてる？

ルキア

余計なお世話よ！

長野

・・・なんか、ケンカしてますけど？

どっかで似たようなの見たような？

それって、僕（三宅健）のこと？

剛

だって、その髪型、似合わねぇじゃん

ルキア

わたしが、のばすのにどれだけ苦労したか知らないくせに！

いのっち

確かに、誰か、わからなかったけど、俺は別にいいと思うけどね。そっちの方がかわいい。

と、井ノ原君はフォローする。

長野

うん、悪くはないよね

と、長野君。

ルキア

他に、好きなやつできたんだろ？だから、のばしたんだろ？

ルキア

・・・・・！？

図星なのかそれ以上何も言わないルキアさん。

坂本

どうした、剛のやつ

長野

さぁ？

ルキア

わたしの恋は・・・・、いつだって叶わない

ルキアさんの目から、涙があふれてきている。

明らかに、泣かせたみたいだ。

ルキア

どんなに、思っても・・・届かない・・・・

まさかの不意打ち涙に、剛も、動揺したみたいで・・・

岡田

あーあ、泣かせちゃった

ルキア

やっぱり、自分でなんとかする！部屋も、自分で探すよ！お世話になりました！

バタバタ

彼女は、そう言い捨てると、出ていってしまった。

健

行っちゃった

ルキア

かわいくねぇ女だな

剛は、呟いた。

そのあと、突然、

？

どうも、こんばんは。V6のみなさん

突然、現れた青年。

長野

ど、どうも

さすが長野君。冷静に対応している。

坂本

誰？

いのっち

えっ？まさか新キャラ？

長野

あの、何かご用ですか？

落ち着いて聞いたのは、長野君。

さすが。

ルキアの兄ショウ

わたくし、ルキアの兄の“ショウ“と、言います

岡田

ショウ・・・さん？

ショウ

つきましては、この度、あなた様が、ルキアの恋の相手に決定いたしました

剛

えっ？俺？

彼が指差したのは、紛れもなく剛で、

いのっち

えっ？剛が？

ショウ

ゴウさん・・・あなた様が、レンににている森田剛様

その人は、剛の手をとると、

剛

な、なんで、俺なんだよ

ルキア

お、お兄様？

なんと、パチンと、そのショウってひとが、指をならしたとたん、ルキアさんが、帰ってきた。

魔法ってやつだろうか？

呼び戻されたらしい。

超能力じゃん。

剛

おい！ルキア（いつのまにか、呼び捨て）、何とかしろよ

ルキア

なんとかって何よ！森田剛！

剛

なんだ、フルネームで、言えるじゃん。

ルキア

あ、あんたは、レンと違って・・・
ショウ「はい、決定！

剛

えっ？なに？決定？

そのショウってやつは、パチンと、また、指をならした。

すると、別人に変身。

そして、

剛

なんだ、この指輪

剛の指に、見たことがない指輪がはめられた。

指輪は、ルキアの指にもはめられている。

ルキア

・・・・・

？

よぉ、ルキア

ルキア

か、カイト？

剛

えっ？別人になった？

岡田

あれ？ショウさんは？

長野

また、新キャラ？

健

な、なんなの？

坂本

😓作者がややこしくしすぎだ💢

作者

・・💦すみません

カイト

お前もバカな女だな。

ルキア

ちょっと！お兄様を、どうしたの？

カイト

はじめから、お前の兄になって、観察していた。それに気づかないなんて、ほんと、どうかしてるよ

坂本

あの？はなしが、読めませんけど？

と、聞いている坂本君の質問は無視をし、

カイト

お前たちは、呪いの指輪を、はめられた。

剛

たちって・・・まさか俺のも？

剛は、指輪を外そうとしたが、外れない・・・・。

坂本

お前にしかはめられていないだろ？

カイト

お前たちが、真に愛し合い、信じ合わなければ、最終的にこの男は、死ぬ

剛

えっ？

長野

なに？その、呪いの言葉のようなものは・・・・

カミセンの

その通り、これは、呪いの指輪ってやつだ。わかってるね～そこの人

健

えっ？それ、ひどい！

剛

マジで？

いのっち

なにその、面白そうな展開

健

井ノ原君！！

いのっち

バカ、冗談だよ。

岡田

二人を、結びつければええってこと？

興味津々なのは、なぜか、岡田。

カイト

これは、ゲームだ。ルキア、お前、おれが、どんなやつか、知っているだろう？おれは、お前の力がほしいんだ。

ルキア

あ、あたしを、利用しようとしているのか？

カイト

まぁ、そうとも、いうかもな

この展開を心から楽しんでいるようだ。

剛

な、なんてやつ

いのっち

よぉーし、こうなったら、ルキアさん！！

井ノ原君は、あのとき、イナンにしたみたいに、ルキアさんの手を取り・・・

というより握りしめ、

いのっち

とりあえず、剛のこと、好きになってくださーい！

ルキア

えっ？

剛

なっ・・・・

ルキア

な、なんで、わたしが、こんなやつ

剛

あ、あのなぁ！

剛が、歯向かおうとしたが、なぜか痛みが走る。

剛

イタっ！

カイト

いい忘れていたが、二人の気持ちが、すれ違えばすれ違うほど、苦痛をともなうだろう

剛

・・・早く、言えよ💢

ルキア

なんで、剛だけ？

カイト

さぁな、フフフ。せいぜい、よろしくやれよ

そういうと彼は、高笑いをしながら、消えていった

坂本

あ、あの人何者？

剛

な、なんのために、こんな・・・くだらない

ルキア

あたしの力を狙うため・・・・

長野

えっ？

ルキア

いいや、あたしの真の力を、産み出すためさ。

長野

真の力・・・・

ルキア

あたしたちの国では、それぞれ力をもっている。イナンやイオンが持っている力・・・、アミが、持っていた力・・・
でもね、あたしには、そんな力生まれなかった。人を本気で愛してないから。レンのことは、好きだった。ちゃんと、本気で・・・・

長野

知ってるよ。つまり、こういうことでしょう？お互いを思わないと、発揮しない力なんでしょ？

なにも、考えず長野君は、答える。

ルキア

あんた、さすがだね。

長野

なんとなく、そんな気がしただけですよ

いのっち

ルキアさん、安心してください。この人の、なんとなくはティガだからなんです！凄いでしょ？

長野

・・・・・

健

少しずつでいいから、僕たちのこと、知ってよ。そうしたら、きっと、心、見えてくるかも。

ルキア

呪いを、解くのを手伝ってくれるのか？

健

うん！！手伝う！当たり前でしょ！

ルキア

・・・なにを、すれば、いい？どうすれば、許される？

いのっち

なに？ルキアさんは、僕たちが、許してないと思ってる？

ルキア

当たり前だろ？

坂本

とっくに、許してるよ

いのっち

うーん、ルキアさんに、お手伝いみたいなこと、させれないよねー？だって、かりにも、お客さんだし。

ルキア

それは、大丈夫。結構好きだ

いのっち

そう、ついさっきまで、手伝ってくれた。ルキアさんさえよければ、これからも、しばらく手伝ってほしい。

ルキアさんは、また、ふわりと、笑った。

いのっち

・・・・笑った

健

ほんとだ！ルキアさん、笑うとかわいい

ルキア

へ、変か？

いのっち

すっごくいいよ！これからも、よろしく

岡田

みんな、ご飯できたって。

いつのまにか、上二人が、腕を振るってくれたみたいだ。

健

ルキアさん、座って！レディファーストだよ！

椅子を、ひいた僕は、どうぞってした。。

ルキア

あ、ありがとう。

少し照れながらも、席に座るルキアさん。

V4&ルキア

わぁー、すごい

坂本&長野

今日は、突然の来客で、あるもので、つくったよ。口に合うといいんだけど

V6&ルキア

いただきます

ルキアさんとの日々が、始まった。

V6 不思議な船旅2 ルキアさんとの再会

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藤原葉月

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