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主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
私の記憶には
いつも
不器用な兄が居た
物心ついた頃には、もう隣にいて。
振り返れば、必ずそこにいるのが当たり前だった。
大きな背中だった。
何も言わなくても、ついていけばいいと思えるくらいには
強くて、揺るがない人だった
ナチス・ドイツ
名前を呼ばれて、顔をあげる
ナチス・ドイツ
その声に迷いはなかった
ドイツ
私は何も考えず、ただ頷いて、兄さんの元へかけていった
小さな手を兄さんに引かれる
その手は少しだけ強くて、でも離されることは無かった
ナチス・ドイツ
ドイツ
短いやり取り
それだけで、守られている気がした
ナチス・ドイツ
言われた通り、私は前を向く
ナチス・ドイツ
その言葉の意味を私はまだ知らなかった
ただ、兄さんがそう言うのなら
それが正しいのだと
そう思っていた
ナチス・ドイツ
ナチス・ドイツ
ナチス・ドイツ
それは何でもない日のことだった
いつものように兄さんの後ろを歩いていた時
モブ
小さな声が聞こえた
振り向くと、誰かが地面に倒れていた
私と同じくらいの背丈の子だった
ドイツ
思わず、駆け寄ろうとしたその瞬間
ナチス・ドイツ
低い声が私を止めた
ドイツ
ドイツ
振り返ってそう言うと兄さんは、少し眉をひそめた
ナチス・ドイツ
その一言は、あまりにもあっさりしていた
ナチス・ドイツ
理解できなかった
さっきまで、あんなに優しく手を引いていてくれたのに
ドイツ
そう聞いた私に、兄さんは、少し黙ってから、言った
ナチス・ドイツ
ナチス・ドイツ
その言葉が胸に引っかかった
どうしてかは
分からない
でも
初めて兄さんの言葉が正しいとは
思えなかった
ナチス・ドイツ
差し出されたその手を、私はそこし迷ってからその手を掴んだ
その温もりが
少しだけ
怖かった