ぽたぽた,,,
ごくごく
アリシア
,,,ふぅ
アリシア
やっぱ自然の水はうめぇな,,,
アリシア(とヨナ)と手を組んだ私達は、
その後すぐにニコニコの街をでた。
アリシアが言うには、
アリシア
(排除されたくないなら、今すぐこの街を出るぞ)
アリシア
(手遅れになる前に,,,な)
ニコニコの街では、 笑顔じゃない者は排除される。
例えAIでも,,,だ。
だから私達は街を出て、近くの水場にやって来た。
木の実も水もあるので、人間の食べ物には困らないから、という事らしい。
しばらくはここで過ごす事になりそうだ。
アカ
(まあ別に、こういう自然も悪くないけど,,,)
アカ
(あるのかな、こんな所に,,,)
「利用しあう」、と言ったが,,,
私の欲しい物を、皆に言う訳には行かない。
,,,やられたな
アカ
(まあ、何としてでも手にいれてやる)
アカ
__愛が欲しい,,,
アリシア
____そうだったのか
アカ
,,,え?
アリシア
聞こえてたぞ、さっきの。
アカ
,,,嗚呼、そう。
アカ
別に貴方には聞かれてもいいよ
アリシアは一応信用できる。
見知らぬ人だし、いざという時には捨てられる,,,捨て駒のような物だし。
アリシアに聞かれても、何も不味い事はない。
まあ、これがヨナとか だったら面倒だけれど。
そう思って、私はアリシアを見つめる。
アカ
…………。
アリシア
どうした?
アカ
,,,貴方達の探してる人の,,,
アカ
特徴をもう一回詳しく教えて。
アリシアが欲しい物を、私が 探しだす。
そして、アリシアに渡せば,,,私の欲しい物を交換できるかもしれない。
私は、目的の為なら何でもするのだ。
アリシア
特徴,,,か
アリシア
そうだな,,,とりあえず、名前は,,,
アリシア
『スピカ』だ。