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コメント
4件
やばいにやけが止まららないです……神作すぎて見入ってしまう……!!!続き待ってます!!🙏
だ、太宰さんがエ口い………………ッッ 次が楽しみです!!どうなっちまうんだ、ここからいちゃつく展開になるのかな、それともずっとこの緊張感溢れた感じなのかな、どっちのしろすき
いやー、第3話、めちゃくちゃ熱量のある展開でしたね……! 表の爽やか天才役者と裏の「男優」のギャップがすごくて、特に地下スタジオでの太宰の芝居は読んでるこっちまで息を呑みました。中也が「目を逸らしたくなるけど逸らせない」って感覚、すごく分かります。あの混乱と興奮が同時にくる感じ、たまらないです。太宰の「じっくり聞かせてね」は反則級ですね……。続きが本当に気になります!
嵐の夜の秘密の契約から一週間
中原中也の日常は文字通り激変していた
中也
中也
中也
高級マンションの一室に中也の怒鳴り声が響く
ベッドに潜り込んだままミノムシのように毛布にくるまっている太宰は気怠げに片目だけ開けた
太宰
太宰
中也
中也
中也
中也は容赦なく毛布を引っ剥がす
現れた太宰の白い肌、そしてそこに痛々しくもどこか芸術的に巻き付けられた包帯が嫌でも目に入る
一週間前、あの薄暗い画面の中で見た、汗を浮かべて艶やかに変化していた太宰の肢体が脳裏をよぎり中也は慌てて視線を逸らした
太宰
太宰
中也
中也
顔が熱くなるのを隠すように中也は背を向けてキッチンへ逃げ込む
背後から「照れちゃって可愛いねぇ」という太宰のからかうような声が聞こえ、中也は自身の動揺を隠すように舌を打った
マネージャーとしての最初の壁は太宰の「二面性」に振り回されることだった
ひとたびスタジオや劇場の現場に入れば太宰は完璧な「天才役者」に変貌する
カメラが回った瞬間スタッフや共演者への気配りを忘れない爽やかで知的な青年を完璧に演じるのだ
太宰
周囲の大人を魅了し、自分のペースに巻き込んでいく太宰の姿を中也は舞台袖から複雑な心境で見つめていた
中也
中也
息をつく暇も無いまま表のスケジュールがすべて終了したのは夜の21時を回った頃だった
疲れ果てた中也が「よし、これで終わりだな」と送迎車のキーを片手に息を吐いたとき、後頭座席の太宰が低く滑らかな声で囁いた
太宰
太宰
手渡されたのは一枚のメモ用紙
そこには表の芸能事務所が決して関わることのない雑居ビルの住所が書かれていた
中也
太宰
太宰
太宰
太宰の瞳が役者の仮面を脱ぎ捨て、あの夜と同じ昏い光を宿す
中也は生唾を飲み込みアクセルを踏み込んだ
辿り着いたのは看板も出ていない地下のスタジオだった
地下のスタジオの空気は熱気とどこか退廃的な香料が混ざり合い、異様な重さで満ちていた
スタッフ
スタッフ
スタッフの声とともに鋭い遮光レンズの照明がベッドの中央を照らし出す
中也はスタジオの隅、機材の影から息を潜めてその光景を見つめていた
表の現場のような華やかな歓声は無い
ただカメラが回る微かな稼働音と冷徹な大人のビジネスとしての熱気だけがそこにあった
シーツの上に身を横たえた太宰はすでに「名無しの男優」そのものだった
緩くはだけた黒いシルクのシャツから白い包帯が覗く
スタジオの強い光を浴びた太宰の肌は驚くほど白く美しく見えた
カメラが至近距離まで迫ると太宰はふっと視線を落とし、長い睫毛の影を落とす
太宰
低く、鼓膜の奥を直接引っ掻くような滑らかな声
それは普段中也をからかう時の軽薄なトーンとは完全に一線を画していた
一言だけでその場の空気すべて自分の支配下に置いてしまうような圧倒的な色気と威圧感
太宰の細い指先が自身の鎖骨から胸元へとなぞるようにゆっくりと動く
シーツを掴む手にじわりと力が入りはだけた胸元が激しく上下する
恍惚と、どこか冷徹に計算されたプロの「男優」としての表情
カメラの向こうの観客を確実に狂わせるための視線がレンズを通して放たれていた
中也
機材の影で中也は自らの口元を片手で覆った
心臓がまだ早鐘を打ったように激しく暴れている
全身の血が一瞬で沸騰したかのように熱かった
表舞台で見せる太宰の演技が光だとするならば今ここで繰り広げられているのは見る者を底なしの沼へ引きずり込む闇の芸術だった
男である自分ですら一瞬でも目を離せばその淫らな世界に呑み込まれてしまいそうなほどの引力がある
太宰が小さく息を漏らし、首筋を大きく反らせた瞬間中也は思わず目を逸らした
しかし耳に届く生々しい吐息と衣擦れの音が脳内にその情景を鮮明に焼き付けていく
スタッフ
スタッフ
スタッフ
監督の声でスタジオの緊張がふっと緩んだ
中也が強ばった体でようやく息を吐き出したとき、シーツの上にいたはずの太宰がいつの間にか中也のすぐ目の前まで歩み寄ってきていた
シャツのボタンは外れたままでその胸元にはうっすらと汗が浮かんでいる
太宰
太宰は中也の顔を覗き込み、意地悪に目を細めた
まだ「男優」の熱を微かに孕んだ瞳が中也を真っ直ぐに見つめている
中也
中也
声が震えないようにするのが精一杯だった
中也はわざと手元のタブレットに目を落としたが、耳たぶが真っ赤に染まっているのを太宰が見逃すはずもなかった
太宰
太宰
太宰
太宰
クスクスと喉を鳴らして楽屋へ戻っていく太宰の背中を中也はただ拳を固く握りしめて睨み付けることしかできなかった
パピコォォォ
パピコォォォ