コメント
8件
最高かよ。(((それだけ?
かっこいいし、すごい好きです、…✨
青
事の始まりは僕のこの一言だった。
桃
青
青
桃
青
青
青
青
青
青
僕は今の思いを全て彼に打ち明けたんだ。
そしたらね。彼はこう言ったの。
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
青
青
桃
それから僕らは旅に出たんだ。
行った先々で
沢山のものを見て
沢山の思いをして……
そんなことを繰り返していたら、
とある廃村までたどり着いたんだ。
古い民家の中に、一際目立つ大きな建物。
桃
その図書館からは他とは違う、不思議な感じがした。
青
僕は、その不思議な感覚を確かめに図書館の方へと歩きはじめる。
青
桃
ずらりと並ぶ本の壁。
長い間手入れをされていないのだろう。
したから生えている草に、壁を這うツタ。
そしてその周りに舞っている綺麗な模様の蝶たち。
廃村なので、僕たち以外に人気は無く。
それら全てが神秘的に思えて、
まるで絵本の世界へ迷い込んでしまったかのようだった。
青
ここなら、“本当”を見つけられる気がする。
そう思い彼の方を向くと、
桃
青
お互いに目が合い、
桃
彼が笑う。
きっと、彼も同じ事を思っていたんだ。
青
僕は頷く。
いつか、僕らが“本当”を見つけるまで。
それまでここは、
ここは、二人だけの秘密基地。