ふたりだけの秘密の場所。

…俺は

幼い頃からるぅとが好きだった

家が隣で、親同士も仲が良かったこともあって、るぅとはよく俺の家に遊びに来てた。

ゲームが上手くて、運動神経も良くて、

勉強も、国語以外はめっちゃ成績よくて

ライバルとして見てた。最初は…

……けど、あの日から

“あれ”は

確かふたりで、怪奇現象が起こると噂の廃病院に行った時のこと

ﾋﾀﾋﾀﾋﾀ……

…るぅとがそう言った瞬間

後ろを歩いていたはずの彼の足音が消えた

後ろを振り返ると、

血を流した彼が倒れている光景が目に映った

彼の名前を呼びながら

すぐさまそばに駆け寄る

るぅとをおぶって帰る途中

俺は思った

この白い肌を

透き通るような声を

天使のような微笑みも

守りたい…何があっても

誰のものにも…したくない

お前は俺だけが…いればいいんだ

…それから、俺は

るぅとが想いを入れているやつの記憶を消した。

最初は小学生の頃の、青色の彼…

その次は中学生時代の紫色の先輩

中学3年生の頃にも、念の為として赤色のやつのものを消したっけな

るぅとが苦しむ？

…けど、いーんだ

こんな想いをみんなにさせたくないなら、

お前がさっさと俺のものになればいいんだよ

俺だけのものにしたいって言うことの何が悪いの？

俺は…追いかけ続ける

お前が俺のものになるまで、ずっとずっとずっと

いいでしょ？俺はお前を俺だけのものにしたいだけ

だから邪魔者は排除する

ただ、それだけなんだからさ…

…さとみくんに、黄谷くんの過去のことを色々聞いた

そのおかげで、何があったかは大体分かったん、だけど……

なんだか少し、話しすぎ…のような

彼の言葉に少し違和感を覚えて聞き返す

……え

…何言ってんの、このひと。

僕が…忘れる？るぅちゃんのことを？

…突然、彼の口調が変わる

…突然仲の良い彼の名前がでて、少し動揺する

そんなことを言われてすぐ、手を強い力で掴まれる

いきなりのことすぎて、抵抗する間もなく、手を縄で縛られる

縛られているので、抵抗できるわけでもなく

黄色い彼がいる…あの部屋に連れていかれる

そう言って彼は、僕だけを部屋の外に出し

鍵をかける

なんなんだ…

僕は一体何を見させられてるの！？

…なんで、こんなに……

あぁ…ダメだ……

胸がはち切れそう……

嫌だ……こんな光景見たくない

黄谷くん…るぅちゃんが、襲われているところなんて

見たくない…けど

るぅちゃんのことを…忘れるっ、て

あの時も

あの時のことも

全部…

無かったことに、なる？

るぅちゃんも、僕のことを忘れる？

そんなの……

(_・ω・)_ﾊﾞｧﾝ(ドアぶっ飛ばす) (ごめんなさいふざけました)

ﾄﾞｶｯ(💗くんを吹っ飛ばす) ((((本当ごめんなさい

ｶﾞｼｯ(手をとる)

ｲｲﾄｺﾛﾃﾞﾄﾒﾙｽﾀｲﾙ

1日2本初ですw

続きは好評であれば！

それではっ！