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ぼくくん視点です
今日は、やけに静かだ。
青井ぼく
桃野わたし
返事はある。 でも、いつもより短い。
青井ぼく
桃野わたし
そう言いながら、 わたしちゃんはこっちを見ない。
青井ぼく
青井ぼく
ぼくは軽く言ってみる。
青井ぼく
桃野わたし
一瞬、間が空く。
桃野わたし
その言い方が、 ちょっと刺さった。
桃野わたし
青井ぼく
でも「いいよ」は、 あまり良くなさそうだった。
沈黙。
青井ぼく
青井ぼく
桃野わたし
ぼくは思いついたことを口にする。
青井ぼく
……。
桃野わたし
青井ぼく
桃野わたし
冗談のはずなのに、 胸がちょっと痛んだ。
青井ぼく
聞いてみる。
桃野わたし
空気が、重くなる。
青井ぼく
青井ぼく
桃野わたし
青井ぼく
桃野わたし
即答。
青井ぼく
桃野わたし
それ以上、 踏み込めなかった。
青井ぼく
わたしちゃんは、 しばらく黙ってから言った。
桃野わたし
青井ぼく
桃野わたし
青井ぼく
桃野わたし
言葉に詰まる。
青井ぼく
正直な答えだった。
桃野わたし
その一言で、 会話が終わった気がした。
桃野わたし
青井ぼく
何も起きてないのに、 なにかが壊れた気がする。
青井ぼく
初めて、 そう思った。
コメント
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続き気になる!!