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あの日、ゆうだいに助けられてから、私へのいじめはなくなった。
そのかわり、、、
ゆうだい
ひな！おはよ。
ひな
おはよう！ゆうだい！
私達は、付き合った。
もう、友人もつくらないと決めていた私。
ゆうだいにであったことで、私の人生は大きく変わったよ。
でも、こんなに幸せな私たちに、神様はいじわるなんだ。
その日 病院にて
医者
病状がかなり進行していますね。
医者
ガンの進行が速くなっています。
ひな
そんな、、
母
え、、、
医者
今年中には手術しないと、命が危険です。
医者
今は5月なので、3月までには手術してください。
ひな
そんな、、、
医者
これ以上期間を延ばしてしまうと、脳にまでガンが転移してしまいます。そうなれば、もうておくくれです。
ひな
わかり、、ま、、した。
ひな
なんで、、なんでよっっ！
ひな
ゆうだい、、ゆうだい、、
今日は涙が出て仕方がなかった
一時間後
ひな
ゆうだい、今から少し会えない？
ひな
話があるの。
ゆうだい
わかった。
ゆうだい
□□公園で話そうか。
ひな
うん。ごめんね。
10分後
ゆうだい
ひな。
ひな
ゆうだい、、
ゆうだい
、、、
ひな
、、、
ゆうだい
どうした？
ひな
あのね、、私。
ゆうだい
うん。
ひな
３月までに手術しないと、助からないって。
ひな
手術も成功する確率は30%。
ひな
助かったとしても、目を覚ます確率は10%。
ゆうだい
、、、
そんな、、
そんな、、
ひな
ごめんね。せっかくゆうだいと付き合えたのに。
ひな
せっかくもう離さないっていってくれたのに。
ひな
情けないね。
ひな
ダメだね。私の体。
ゆうだい
ひな、、、
ひな
どうしてこうなっちゃたんだろう、、
ひな
もうイヤだよ。
ひな
ゆうだいと、、サヨナラしたくない！
ゆうだい
俺は、、ひなになにもしてやれない。
ひな
え、？
ゆうだい
でも、ひなと一緒に楽しく生きることができる。
ゆうだい
俺にはひなの病気を治すことはできないけど、俺は、ひなと生きるよ。
ゆうだい
ひなが諦めても、俺は諦めない。
ゆうだい
ひなも一緒に生きよう？
ひな
うん、うん！
ゆうだい
一緒に頑張ろう。
ゆうだい
なんかあったら、何でも俺を頼ってくれていいから。
ゆうだい
俺がひなの、生きる力になるよ。
ひな
っ、、、(涙)
何で、ゆうだいの言葉はいつも私の胸を強く打つんだろう。
ひな
ゆうだい、大好きだよ。
ゆうだい
俺も。
ゆうだいが私の唇を見つめる。
チュッ
君のあたたかい唇と、私の唇が重なりあう。
ずっときみとこうしていたい。
私も君を離さないよ。
私、生きる。
そして君と一緒になりたい。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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