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あの日の仕事の帰り道
親友の車に乗って いつものコンビニで、飲み物とパン買って
駐車場でお互い仕事の愚痴や 交際してる彼氏彼女の不満を言い合った時
あの人は…突然私の目を見て こう言った
俺たち……、内緒で付き合っちゃう?
っ……!!?
(いやいやいや…待って…!? うち、一応…人妻なのに…)
(誠司も…彼女居たんじゃないの…??)
そう混乱する私を 彼はずっと見つめていた…
(夕凪(ゆな)が人妻だって、頭ン中で分かってンのに…)
(誠司が彼女居るのに分かってても…っ)
朝 6時30分
(今日も仕事かぁ…)と思いながら ベッドからゆっくり起き上がる
えーっと…スマホどこだっけ…?
あ!あった!
と、画面のメッセージを確認したが
夕凪
夕凪
夕凪
夕凪
-電車-
夕凪
夕凪
夕凪
夕凪
夕凪
夕凪
川端 一成(かわばた かずなり) 夫で、私とは違う職場で勤務している
夕凪
夕凪
夕凪
夕凪
「もう、仕方ないなぁ笑」 「着いたらいくらでも聞いたげる笑」
と、Linerにそう返信した。
-H駅、コンビニ前-
駅降りて 近くにコンビニがある 私はある人と毎日待ち合わせている
私に気づくと、元気よく手を振って
誠司
若宮 誠司(わかみや せいじ) 私より年下で、元気が取り柄の親友
私より年下の親友 誠司と車に乗って職場へ向かっている
夕凪
誠司
夕凪
誠司
誠司
誠司
誠司
夕凪
誠司
誠司
彼はスマホで 「ティゴちゃん、スワロフスキー 値段」と 検索して 私に見せた。
夕凪
夕凪
誠司
誠司
夕凪
誠司
誠司
誠司
夕凪
誠司
誠司
誠司
夕凪
夕凪
誠司
誠司
「はぁー…」と重いため息しながら タバコに火を付けた
誠司
夕凪
誠司
-職場 休憩所-
夕凪
蓮
芦屋 蓮(あしや れん) 私と誠司より年上の男性で親友 面倒見のいい兄的存在
誠司
蓮
誠司
夕凪
蓮
夕凪
誠司
誠司
蓮
蓮
誠司
蓮の背中をポコポコ殴る
夕凪
蓮
誠司
顔少し赤くなりながら 誠司は休憩所を出た
夕凪
蓮
-職場 オフィス-
大手ネットフリマ会社「スカイフリマ」
忙しくて物を売る暇がない時 引越しの都合で物があふれて時間がない
そういう方には一度荷物預けて お客様には金銭の設定や取引だけやらせて 梱包・発送は私たちに任せて!
という変わった会社で評判が良く 毎日30件以上問い合わせや、発送が多い
私と蓮はここで配属されていてる
「ネット上で販売されている違反販売物や行為をパトロールする」 「取引成立したら、梱包係に指示する」
司令塔のような役割をしている
夕凪
蓮
夕凪
蓮
と、引き継ぎノート開いて渡してきた
夕凪
私は一言見て思わず笑ってしまった。
そこに書かれていたのは
夜勤中、ギックリ腰になりました しばらく入院します…皆の衆すまないのぅ… 俺の代わりにたくさん働いてくれ♡ By. B班夜勤/西山
蓮
夕凪
夕凪
引き継ぎノートの横に 「無茶しすぎです笑」と書いた
蓮
夕凪
夕凪
夕凪
蓮
蓮
夕凪
夕凪
蓮
会社自体はそこまで厳しくないし
休憩時間も割と自由に取れる
この会社を設立した社長は 穏やかで優しい人で健康第一の人
ただ、部門によっては 休憩時間がバラバラだから
就業時間から定時まで 3人で囲んで食事休憩は全くなかった
たまにかぶっても ほんの10分ちょっとだけ
-夜 19時 定時-
夕凪
蓮
と、カフェオレ差し出す
夕凪
蓮
蓮
蓮
夕凪
夕凪
蓮
蓮
夕凪
蓮
夕凪
蓮
夕凪
夕凪
夕凪
蓮
夕凪
言いかけた時
誠司
蓮
誠司
夕凪
夕凪
蓮
誠司
蓮
その場から そそくさと去る蓮
夕凪
誠司
夕凪
誠司
-コンビニ 駐車場-
いつも仕事帰り、コンビニで 軽い食べ物を買って 車の中で数時間喋りながら過ごしている
いつも、仕事の事に関してや 誠司の彼女の話だったりする笑
誠司
夕凪
夕凪
誠司
誠司
誠司
夕凪
誠司
誠司
誠司
こないだからなんだけど
あけみからのLinerで 24時間以内返さないと 勝手にメッセ消すクセがあってな
俺らだって仕事忙しいし 時間合わなくて仕方ないけど それでも遅くても返事するじゃん?
それでも、あけみはあまりにも メッセ消すから
それで俺、こう言ったんだよね
24時間ごとにメッセ消すなら 最初から送らないで欲しい
って言ったら
わかった
その一言だけ返事したんだ
夕凪
夕凪
誠司
誠司
誠司
「そんなことしたら目つけられるから!」
「ストーカーに遭ってる?知らない、そんな女ほっといて私優先にしてよ!💢」
誠司
誠司
夕凪
誠司
誠司
誠司
夕凪
誠司
夕凪
-自宅 寝室-
夕凪
夕凪
今朝のティゴちゃんスワロフスキーねだり
過去の私のストーカー被害遭った時の 彼女の変わり様…
4年半、よく付き合えたな…
結婚前提に付き合ってる、と 知り合った時そう話してたけど
豪華な式場で 豪華なウエディングドレス着て 誰より1番幸せになりたいが為に
自分のプライベート作らず ギチギチ仕事掛け持ちしてまで お金を貯めてる
誠司の給料ほぼ手渡してまで 強制的に貯金されている
誠司、ギリギリまで生活苦しいのに 高い物をねだるのは おかしい…
彼女は、そこのとこ どう考えてるんだが…
夕凪
夕凪
夕凪
「おやすみなさい」と送信してすぐ 私は眠りについた