猫系主様と担当執事

何時間か遊んで 一旦お開きにしようと話していた

鬼ごっこやら かくれんぼやら だるまさんがころんだやらをした 私たちはそんな遊びに体力をごっそり持っていかれていた

そんな感じで私とハナマルは 屋敷に戻っている最中だ

さすがに体がぐったりとしていたのでハナマルの言葉に甘えることにした

軽くおんぶとかと思っていた

どうやらこの言葉はハナマルには 聞こえてなかったらしい

主部屋までカット!!

予定の時間は...1：00

夜更かし確定時刻だ

ちなみにこの時間がくるまでずっと ハナマルと2人でトランプゲームを していた

静かに屋敷を出てみると もうとんでもなく暗かった

だから私もフードや目隠しを つける必要なんてない

真っ暗な中月明かりで男女の目が 赤く輝いていた

そんな会話をして、足を進める

霧がかかった中から ゆらゆらと揺らめく炎に 私は目を奪われていた

それはきっと、ハナマルもだろう

らしくない話し方をしていて 少しムズ痒い気持ちでいた

ﾊﾟﾁｯ