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皆様は知っていますか?
新宿駅を降りて 徒歩三十分
どこかのビルとビルの間 の、薄暗い道を
通り抜けますと
1つのバーが 見えますわ。
そこが、あなた様の 運命を変える場所と なるでしょう
吉とでるか
凶とでるか
それは、気まぐれな<あの方>が お決めになることですわ
<あの方>の大好物を 持ってくる片は いらっしゃるのかしら
凶暴な毒歯に 噛み千切られたくなければ
来ないことをオススメいたしますわ
まぁ。もう。
手遅れでいらっしゃいますけれど
正義
僕は,綿貫 正義 高校2年生
今日も母親がいない
仕事で忙しいからだ
父親はグズな暴力野郎で
働かないと、殴られるから
浮気してるくせに
離婚はしない
そんな家庭で
母親は,衰弱していった
正義
気の弱い僕に,出来ることは ないのだけれど
‥‥それに、学校の いじめだって‥‥
親友を救うことが出来てない
ぁあ。親父を‥‥
コロシタイ
あのあと
寝てしまっていた
考えることが
多すぎるよ‥‥
いじめっ子
‥‥また、始まった
黒髪で,もさもさメガネの 僕の親友
正義
零(レイ)いじめが始まった
零
正義
謝ることしかできなくて
正義
正義
零
零
正義
零
正義
正義
正義
‥‥殺し屋
それは、僕に手の出すことの できない.世界
<白獅子>とよばれる 伝説の殺し屋に、 会ってみたいと思ってはいた
でも‥‥
正義
正義
「ゼロ」
って言うんだって
と話したとき
零は、どんな顔をしていたのか
覚えていない
正義
正義
新宿駅!!!!!!!!
正義
正義
正義
正義
正義
そういって歩き出した
30分ほど歩いたけど
正義
やっぱり僕には無理だったんだ
そういってトボトボと 来た道を戻ろうとしたとき
正義
キャバクラから出てきたようすの父親がこちらに歩き出していた
正義
正義
正義
とっさにビルとビルの間の道に逃げ込んでいく
大人1人分くらいの狭さだから、小太りのあいつには、きっと通れない
正義
安心をして 膝から崩れ落ちる‥と、 そこに
零
正義
見上げるとそこには
正義
見慣れた顔を前に
つい、ぼーっとしてしまった
が。零の後ろにあった、 どこかのバー?の扉が開く
みー
黒髪のいかにもお嬢様 って感じの清楚美人が 顔を出した
同い年ぐらいだろうか? どこかの制服を着ている
零
みー
みー
正義
返答に困っていると
零がその美人を連れて 店に入っていく
零
正義
数十分後
みー
みー
店内に呼ばれた僕は いそいそと中に入っていく
そこには,青色の髪の 「律」となのる大学生くらいの男
律
「みー」となのる 黒髪の美人
みー
そして‥‥
零(ゼロ)
不気味な笑顔を浮かべた
白髪の男だった