翌日
学校から自宅待機を命じられたアホ美と聖夜は
アホ美の部屋で昨日のことを話していた
権田沼聖夜
権田沼聖夜
浪川哲雄
原田幸枝
原田幸枝
浪川哲雄
原田幸枝
原田幸枝
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼聖夜
アホ美が幸枝の腰を蹴ったあの日
早樹が教室に現れなければ重大な証拠を掴むことはできなかった
早樹がアホ美の弁当を勝手に食べ
屋上にいる早樹の姿にアホ美が気づかなければ……
今もいじめは続いていたかもしれない
早樹の強い想いが幸枝の心に響き
自分の身を挺していじめと言う沼にはまった幸枝を救おうとした
アホ美はそんな早樹の言葉が忘れられなかった
海村早樹
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
しばらくモヤモヤした気持ちを抱えていたアホ美は
やがてじっとしていられなくなり
権田沼奈穂美
すぐに出掛ける支度を始めた
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
聖夜の予想通り
聖夜の説得で何とか外に出ることができた二人は
その足で早樹の入院する病院へと向かった
そこに幸枝の姿はなく
早樹は眠ったまま目を覚ます様子もない
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼聖夜
早樹が殆ど学校に姿を現さなかったのは病気のせいだった
だがそれがどのような症状なのか全くわからず
早樹の放った言葉だけがアホ美の頭の中を駆け巡る
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
幸枝のために奔走し証拠を集め
その疲労が原因で一度、倒れた早樹
それでも幸枝を想い続けていた早樹は
担当医から外出禁止を言い渡されてもなお
医師や看護士の目を盗んで病院を抜け出し学校へ向かった
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
海村亜樹
権田沼奈穂美
病室を出た所で見知らぬ女性に声をかけられた
海村亜樹
女性の言葉から早樹の母親だと言うことがわかり
権田沼聖夜
聖夜が軽く自己紹介をした
海村亜樹
海村亜樹
権田沼聖夜
権田沼聖夜
海村亜樹
聖夜が深々と頭を下げると
早樹の母親は困惑した表情を浮かべていた
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