TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

赤ちゃんは産めない…

一覧ページ

「赤ちゃんは産めない…」のメインビジュアル

赤ちゃんは産めない…

3 - 赤ちゃんは産めない…第三話

♥

125

2019年06月23日

シェアするシェアする
報告する

晴香

先生!

晴香

やっぱり

晴香

この子が

晴香

まだ

晴香

お腹に居てくれないかなって思ってしまって。

病院の先生

そうですか。

病院の先生

その気持ち分かりますよ。

病院の先生

中絶を

病院の先生

すると言った

病院の先生

お母さんは

病院の先生

中絶するときに

病院の先生

やっぱり

病院の先生

お腹にいて欲しい。

病院の先生

って言うんです。

晴香

やっぱり私っておかしいですよね(笑)

晴香

自分で中絶するって言ったのに(笑)

病院の先生

おかしくないですよ。

病院の先生

一つも…

晴香

そうですか。

病院の先生

では、

病院の先生

この台に乗ってください

晴香

はい(泣)

2時間後…

謙二

晴香はどうなんですか!

病院の先生

晴香さんのお子さんは

病院の先生

産まれてすぐに

病院の先生

亡くなりました。

謙二

赤ちゃんはどうなんですか?

病院の先生

隣の部屋です。

謙二

会いに行ってもいいですか?

病院の先生

良いですよ。

謙二

ありがとうございます‼

隣の部屋…

病院の先生

赤ちゃんは

病院の先生

986gです。

病院の先生

性別は恐らく

病院の先生

男の子ですよ。

謙二

ありがとうございます‼

病院の先生

いえいえ。

病院の先生

まだ

病院の先生

晴香さんは

病院の先生

赤ちゃんに

病院の先生

会っていないので

病院の先生

赤ちゃんを

病院の先生

見せてあげましょう。

謙二

はい‼

病室へ…

病院の先生

おめでとうございます。

病院の先生

986gの

病院の先生

男の子ですよ。

晴香

可愛い…

晴香

先生ありがとうございます。

病院の先生

こちらこそ

病院の先生

よく頑張りましたね。

病院の先生

おめでとうございます。

晴香

名前をどうしようかな

晴香

と思ってるんですけど

晴香

どうしようかな?

晴香

謙二

晴香

名前考えてよ‼

謙二

晴香が

謙二

産んでくれたから

謙二

晴香が考えなよ。

晴香

そうだね。

晴香

私は

晴香

翼くん

晴香

がいいと思う。

晴香

天国までの道のりを

晴香

苦労しないで

晴香

翼を使って

晴香

飛んでいく

晴香

と言う

晴香

意味だよ。

病院の先生

良いですね。

病院の先生

翼くんですね。

謙二

はい。

晴香

お願いします。

病院の先生

連れていきますね。

病院の先生

はい。

5分後…

晴香

お母さんに

晴香

電話してもいい?

謙二

いいよ。

晴香

もしもし。

晴香

お母さん。

晴香のお母さん

どうしたの?

晴香

赤ちゃんが

晴香

産まれたから

晴香

ご報告しようと思って

晴香のお母さん

赤ちゃん

晴香のお母さん

産まれたの!

晴香のお母さん

おめでとう‼

晴香

ありがとう。

晴香

それでね

晴香

赤ちゃんは

晴香

中絶したから

晴香

産まれてすぐに

晴香

死んじゃたの

晴香のお母さん

そうか。

晴香

名前は

晴香

翼くん

晴香

性別が

晴香

男の子だったから

晴香

意味は

晴香

天国までの

晴香

道のりを

晴香

苦労しないで

晴香

翼を使って飛んでいく

晴香

と言う意味です。

晴香のお母さん

ありがとうね。

晴香のお母さん

報告してくれて

晴香のお母さん

体を

晴香のお母さん

大事に

晴香のお母さん

しなさいよ。

晴香

うん

晴香

ありがとうね。

晴香

バイバイ

晴香のお母さん

じゃあね

晴香

通話終了

通話
05:00

胡桃

ここまでが

胡桃

第三話です。

胡桃

続きを

胡桃

まだ

胡桃

観てみたい人は

胡桃

コメント

胡桃

よろしくお願いします。

赤ちゃんは産めない…

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

125

コメント

9

ユーザー

ありがとうございます‼

ユーザー

よかったよ。

ユーザー

分かりました‼

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚