??
僕はビックリしてまたもや隠れた。
今度はななにぃの後ろに。
na.
ri.
お父さん
笑いながらお父さんが返す。
ri.
プクッとほっぺを膨らませて僕と目線を合わせるようにしゃがみ込む。
ri.
そう言って二パッと笑った。
ro.
ri.
そう言って僕の頭を撫でてくれた。
僕も真似をして莉犬にぃの頭をわしゃわしゃと撫でてみた。
ro.
ri.
そう言って僕の手を繋いでくれた。
左には莉犬にぃ、右にはななにぃと両手を繋いでくれた。
リビングに近づくにつれて何か騒がしい声がどんどん大きくなる。
??
??
??
na.
その声でリビングは静まり返った。
ゆっくりリビングに足を踏み入れる。
視線が僕に集中して恥ずかしかったので2人のお兄ちゃんの後ろに隠れた。
??
お父さん
そう言って僕より少し大きい子とトランプで一緒に遊んでいた女の人は立ち上がった。
ゆっくり僕の方に近づいて、
??
そう言って優しく微笑んだ。
お母さん
少し悩んだ末、ボソッと
ro.
と言った。
お母さん
そう言って僕の頭を撫でてくれた。
ro.
お母さんはニコッと笑い、キッチンの方へ向かった。
na.
??
ゲームをやっている手を止め、こちらに向き直る。
co.
sa.
sa.co.
お父さん
そう言ったお父さんを見てゲームをしてた2人はホッと息をついた。
na.
co.
突然言われてコクっと頷いた。
co.
さっきはめっちゃ騒いでいたのに意外と優しくてビックリした。
ro.
sa.
co.
そう言ってちょっと苦笑いした。
ro.
そう言って僕はニコッと笑った。
co.
彼は戸惑って言った。
sa.
ro.
sa.
そう言われた瞬間、
グルグルグル…
ro.
お腹が鳴ってしまった。
sa.
そう言われてカーペットの上でトランプをしていた男の子は立ち上がった。
??
僕の方に近づくと、
??
そう言って僕の両手を握ってくれた。
ro.
なんだかとっても仲良くなれる気がした。
je.
他の兄弟とは違って明るく言った。
お父さん
na.
ななにぃが少しオドオドしながら言った。
お父さん
je.
ri.
na.
je.
そう言って席まで案内してくれた。
1番端っこはお父さん。
その隣に僕、ジェルにぃ、莉犬にぃ。
お父さんの向かいにはお母さん、その隣にさとにぃ、ころにぃ、ななにぃが座ると教えてくれた。
しばらくするとキッチンからサンドイッチとサラダの乗ったお皿をお母さんがお盆に乗せて運んでくる。
他の4人はコップやジュース、ドレッシングやフォークを人数分持ってきた。
お母さんは皿を配ると、コップを並べた莉犬にぃにジュースを入れるよう言った。
ri.
ro.
僕はコップを受け取った。
ri.
お父さん
莉犬にぃが紅茶の入ったコップをお父さんに手渡すと席に着いた。
お母さん
お母さん以外
みんなでサンドイッチをつまみながらいろんな話をした。
何が好きか、趣味は何か、次の週末何しようか、…
お兄ちゃんたちやお母さんは優しかった。
僕は1番年下でまだ言葉の話し方はぎこちなかったけど、僕が話している時は最後まで聞いてくれて、僕にわからないことがあるとすぐに分かりやすく教えてくれた。
ご飯を食べ終えるとお父さんに対する敬語はなくなり、最初から家族だったかのようにたくさん遊んだ。
そうだ。
僕はお兄ちゃんたちと血が繋がっていない。
義理の家族なんだ。
お兄ちゃんたちはお父さんたちが亡くなってからも僕に他の兄弟と同じ扱いをしてくれる。
きっと僕がみんなと義理の兄弟になったことを覚えていないと思って今まで通り接してくれるんだ。
本当は邪魔だとか思ってないかな?
家族じゃないって思われてないかな?
次回に続く…
コメント
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神ですね、、、! 続き楽しみに待ってます!!
続き楽しみに待ってます!!!