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❥ ❥ ❥

昨日、莉愛と喧嘩した。

泣き疲れて眠っていた私のもとに

国見くんが来て、声をかけてくれた。

そして、優しく話を聞いてくれた。

「絶対に今日、莉愛と仲直りする!」

という気持ちで

学校へ来たけれど────…

なかなか声をかけることができず

いつの間にか昼休みになってしまった…

なんか、廊下も騒がしいし…

クラスメイト

白菊さん!

クラスメイト

3年の及川先輩が呼んでるよ

及川先輩が私を呼んでる…?

今、廊下にいるってこと?!

だから騒がしいのかぁ…

私は廊下に出た。

及川 徹

澪ちゃん、やっほ〜☆

及川 徹

久しぶりだね!

及川 徹

最後に会ったのは夏祭りだっけ?

女子たち

え、今…夏祭りって言った!?

女子たち

あのふたりって付き合ってるの!!?

白菊 澪

及川先輩!

白菊 澪

その言い方じゃ変な誤解されます…

及川 徹

え〜、だって嘘じゃないでしょ?

及川 徹

一緒に行ったじゃん!!

白菊 澪

そうですけどっ、!!

及川先輩は、いたずらっぽく

ニヤッと笑った。

なんていじわるな笑顔だろう。

その笑顔にさえも

私はドキッとしてしまった。

でも、今は莉愛のことがある。

この光景を莉愛にみられるわけには

いかない。

私は、さっさと済まそうと思った。

白菊 澪

それで、私に何か用事ですか?

及川 徹

あー…俺、澪ちゃんに話したいことが
あるんだよね

白菊 澪

話したいこと?

及川 徹

うん…

及川 徹

だから、屋上行かない?

まぁ、廊下じゃないならいっか。

白菊 澪

いいですよ!

白菊 澪

早く行きましょう!!

及川 徹

うん(?)

私と及川先輩は屋上へ向かった。

屋上に行くと

外は、すごい晴天だった。

白菊 澪

秋晴れってやつですかね!

白菊 澪

空気が澄んでて気持ちいいです!!

私は笑顔で振り返り

及川先輩を見た。

及川 徹

そうだね

及川 徹

ちょっとは元気になった?

白菊 澪

えっ?

及川 徹

なんか、表情暗かったから…

及川 徹

やっぱり澪ちゃんは笑顔が似合うよ

及川 徹

今日もかわいい

白菊 澪

……///

そんなとこまで見ててくれたんだ…

────“かわいい”なんて…

どうせ、他の女の子にも

言ってるくせに。

白菊 澪

かわいいとかそういうのは
本当に好きな子にしか言わない方が
いいですよ

白菊 澪

期待しちゃうじゃないですか…

及川 徹

俺が誰にでもかわいいって
言ってると思う?

及川 徹

澪ちゃんには俺が、そんな
チャラいヤツに見えてるの?!

白菊 澪

はい

及川 徹

即答か〜及川さん悲しい!

及川 徹

でも、澪ちゃんらしいね笑

白菊 澪

何が言いたいんですか!!

及川先輩が急に真剣な顔になった。

及川 徹

俺は、澪ちゃんしかかわいいと
思わないよ

及川 徹

だから、本当に好きな子にしか
かわいいって言わない

白菊 澪

…それって?

及川 徹

うん、俺は澪ちゃんのことが好き

及川 徹

初めて会ったときから、この子は
他の女子とは違うってわかった

及川 徹

そして、だんだん惹かれていった

及川 徹

だから、付き合ってほしい

及川先輩は本当に私のことが…

でも、今は莉愛のこともある。

こんな気持ちで、及川先輩と

付き合うわけには……

及川 徹

澪ちゃんだって…

及川 徹

好きでもない男に告白されて
そんな顔しちゃだめでしょ

及川 徹

俺だって、勘違いしそうになる

私は今、どんな表情を

しているのだろう…?

さっきから、顔が熱い。

及川 徹

ねぇ、返事聞かせてよ

白菊 澪

…………

私は何も言えなかった。

及川 徹

へぇー無視しちゃうんだ

その瞬間、及川先輩の表情が

暗くなった。

私は、フェンスに追い詰められた。

すごく距離が近い。

及川 徹

嫌なら拒んで

及川 徹

何も言わかなかった澪ちゃんが
悪いんだからね

そう言って、及川先輩は

また、いじわるく笑った。

でも、目は笑っていなかった。

まるで、いつもの及川先輩とは

別人のようだ。

及川先輩の顔が近づいてくる。

このままじゃ、キスされる…?

拒まなきゃ、ダメなのに…!!

体が動かない。

怖い────!!!

白菊 澪

…やめてッ!!!

私は及川先輩を突き飛ばした。

白菊 澪

…やめて、ください…

及川先輩は一瞬、おどろいた表情を

浮かべた。

及川 徹

ごめん…

及川 徹

今言ったことも、したことも
全部忘れてくれていいから

悲しい笑顔でそう言うと

屋上から出て行ってしまった ________ 。

及川先輩にあんな顔をさせるつもりじゃ

なかったのに……

また、私から突き放した。

でも、さっきすぐに及川先輩を

拒めなかったのは

私が及川先輩のこと好きだから…?

これが“好き”という感情なのか。

気づきたくなかったな…

今更じゃ、もう遅いよ────

・・・・・・𝑻𝒐 𝒃𝒆 𝒄𝒐𝒏𝒕𝒊𝒏𝒖𝒆𝒅.

𝑵𝑬𝑿𝑻 ↝ ‪♡×𝟏𝟎𝟎

【作者より】

お久しぶりです🫡 この作品に関しては 約2ヶ月ぶりの投稿……… 申し訳なさすぎたので 今回は、いつもより長めです︎︎👍🏻❤️‍🔥 長さ的には、2話分くらいあるかと、🙈 あと、今日でテスト終了しました~!! 投稿頻度上げれるようにがんばるね✊🏻‪💞

話変わるけど、この前プリ小説で 小説書いてみました! 全然伸びんかった~🥺💧 アカウントも消えちゃった。。 私がプリ小説はじめたら 作品読んでくれる方いますかね、⁉️ 以上です。

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