あれから数週間たったある日、
私はすっかり紅魔館での生活になれ、
平穏な日常を過ごしていた。
そう、私の平和が、壊される迄は。
その日は、酷い雨だった。
私の幻想郷に、何やら良くないものが降り注ぐような
実際、良くないものが降り注いできた。
酸性雨、だった。
幻想郷は酷く荒れ、取り返しがつかなくなっていた。
では、何故幻想郷が荒れされたのか、
それは、私のせいだった。
茉白
…、
茉白
(こうなったのは、貴女のせいだったんだよ。)
茉白
ちがう、私は…!
茉白
(貴女のせいよ、此処のような特殊な場所は、)
カイラ
二つと、存在してはいけないんだ。
茉白
だれ…?
カイラ
僕はカイラ・アルストロメリア、
カイラ
君よりよっぽど強い、World Destroyerさ。
…いては…
カイラ
キミのせいで、こうなったんだよ?
カイラ
落とし前は付けてもらわないとね。
…いては…め。
カイラ
此処に至るまでの悲惨な光景をキミは知らないでしょう?
カイラ
それは僕がこの不完全な世界を、シナリオを、
カイラ
ぶっ壊したから。
聞いてはダメ。
カイラ
それに、貴女は
カイラ
本来、
カイラ
存在してはいけない、世界のバグみたいな存在でしょ?
話を聞かないで!!!!