部屋にいたら中央階段の方から声が聞こえた
コネシマ
なかなかやまない怒鳴り声に苛立ちを覚えながらもその場所へ向かった
グルッペン
行ってみると案の定我らの総統黒の君主"グルッペン"と
トントン
グルッペンの右腕と言われている冷徹の赤"トントン"
が喧嘩をしていた
シャオロン
ロボロ
その場にいた2人
黄の英雄"シャオロン"
桃の司令塔"ロボロ"
に話を聞くと
いつも通り、グルッペンが仕事をせずトントンが注意していたのだが 今日は何故かだんだんヒートアップしここまで酷くなってしまった… とのことだった
ゾム
ショッピ
チーノ
緑の脅威"ゾム" 紫の影"ショッピ" 橙の詐欺師"チーノ" と、どんどんみんなが集まってきた
コネシマ
なんて…
あの時止めておけばよかったんや
トントン
ロボロ
グルッペン
シャオロン
グルッペンの本性が出てしまった
相当キレている
ゾム
ショッピ
チーノ
コネシマ
コネシマ
ここまで酷い喧嘩は何年ぶりだろうか
コネシマ
あいつは「無能」なんて呼ばれるが グルッペンもトントンもあいつには甘い
あいつがガバっても注意するがトントンが全部直す
元気がないとグルッペンはあいつに菓子を渡す
あいつが止めれば1発なのに
コネシマ
コネシマ
と心の中で文句を言った
どれだけ経っただろう
ロボロ
シャオロン
そろそろあの二人も限界だ
???
コネシマ
へにゃりとしたその顔に よく通るその声に
酷く安堵した
コネシマ
鬱
鬱
憂鬱の青"鬱" は、怯えるチーノに
鬱
と、声をかけ2人に近づいた
鬱
いつもの調子でヘラヘラしてみせる
だが
グルッペン
鬱
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
トントン
鬱
グルッペン
グルッペン
鬱
ゾム
鬱
バシッ
コネシマ
コネシマ
何が起きたかわからない
ただその音の後に見えたのは
飛んでいる鬱だった
ドサドサガンッッ
鈍い音が鳴る
シャオロン
トントン
グルッペン
コネシマ
階段の下で眠る彼は
いつもとは違い
深紅に染まっていた
コメント
11件
フォロー失礼します 実は僕、この物語見るの2回目なんですけど(この前も見てた) またガチで泣けてきちゃった☆
トントンさん、10倍にしますよ?
大先生ー!!死んじゃやだ!