教科書記述補足(現代社会Ⅲ) 彼女の存在が公に認識された時、既に"各方面の対応"は始まっていた。 特に東京卍會の上層部は、彼女に対して警戒と好奇心を抱いたという
マイキー視点
部屋の天井を見上げながら、マイキーは考える
(拳だけで、チームを壊す女か)
それだけなら珍しくない ただの暴力の化け物なら、過去に何人も見てきた でも、心が見えない 写真1枚、動画ひとつも残っていない あるのは目撃情報と恐怖だけ
マイキー
マイキー
ドラケン視点
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
武器もなく、チームもなく、思想もなく、ただ強い まるで
ドラケン
が人の形をして現れたような
ドラケン
ドラケン
だが、その声は、どこか期待していた
三ツ谷視点
三ツ谷
三ツ谷
デザイン途中の服を前にしながら、 三ツ谷はため息をつく
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
だが、一瞬後に、彼はハサミを置いた
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
場地視点
場地
場地
菓子を頬張りながら爆笑する場地
場地
場地
だが、隣にいた千冬が黙りこくっているのを見て、 真顔になる
場地
千冬
場地
千冬
千冬
千冬
千冬
場地
場地
千冬視点(続き)
拳が届かなかった 速度も、反応も、間合いも、経験も、全てが "格"違いだった
(あれが"血の嵐")
でも、それだけじゃない 彼女は"誰よりも冷静"で"誰よりも危うくて" 誰よりも"自由"だった
千冬
千冬
コメント
2件
続きを楽しみに待っています 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます
すっげぇ……