莉犬
さとみ
初めて話した時はそんなことだけだった
ただおとなしそうだったから 仲良くして良い印象を持ってもらいたかっただけだったのに
莉犬
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
さとみ
莉犬
莉犬
さとみ
話すたびにどんどん素を出してくれる 君を見るのが楽しい
最初より口数も増えて自分から話しかけてくれる そこまで心を許してくれたことが とても嬉しい
俺と友達になってから明るくなったし 元から性格もいいから 友だちもたくさんできた
でもその分俺と話す時間が少しだけ減った
前までは俺にだけ見せてくれていたその笑顔も たくさんのやつに向けるようになった それがたまらなく嫌だった
もっと側に居てほしい どこにも行ってほしくない 俺のことだけをずっと考えていてほしい
気づいたら俺の方が君のことばかり考えていた その時分かった
これは恋だと
恋をしてしまった しかも男友達に
だめだ、絶対に結ばれることは無い そう思っても止まれない
あのしぐさが可愛い この顔はカッコいい そのポーズは綺麗
自覚してからはどんどん想いが積もっていく
でも俺は普通を演じた これでもかというほど”友達”のふりをして
そんなことで 君の隣にいられるのなら安いものだし むしろ友達でいられるだけましだ
そう思っていたのに それだけじゃ満足できなくなってきた
この気持ちに気づいてほしくて 少しアピールもした
でも全く伝わらない
こんなに好きなのに
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
莉犬
充電と称しいつもこの時間に彼のところへ行き ほんの少しだけこの想いを伝える
欲は言わないから 君を想っていることは許してほしい
結ばれなくていい 伝わらなくていい ただこの時間だけは
俺のことだけを見て
告白する勇気も 振られる覚悟も無い 君のことが大好きな俺に 少しだけ、ほんの少しだけ
君をちょうだい
コメント
1件
きっと、、、私は幸せ者だ♡