繋がる記憶

ぴくとはうすside

寝ていた俺は目を覚ました 目の前に和風の部屋が広がる 倒れた後の記憶がない 村の人が運んでくれたのだろうか

良かったぁ〜と呟く人に目を向ける 見たことがあるような無いような…曖昧だ てか誰？弾斗って 部屋を見渡すが、此処には俺と金髪の人しか居ない 俺のこと？ 混乱しながらも金髪の人に目を向ける

凄いコネシマさんに似てる 似すぎて驚きの声を上げてしまった

返答に困っていると金髪の人がもしかして！と叫んだ

「お兄ちゃんの事を忘れる訳ないもんな！」

その言葉は結構印象に残った コネシマさんが兄… 複雑な気持ちが何かと入り交ざる

それから葉臼さんは色々と教えてくれた 俺と葉臼さんは兄弟で二人暮らしをしていること 貧乏でショッピという人に借金をしているということ そして明日には借金取りが来ることを

捏根島葉臼side

弾斗が道端に倒れていた日から4日は経った ここまで寝ていると心配だ 体も前より痩せ細っていたし隈も出来ていた 草履を何処かに落としてしまい、素足で歩いたのか 足が傷だらけだった 応急処置はある程度したがやはり心配だ

声が聞こえ、勢い良く障子を開けた 起きていた弾斗は上半身を起こした状態で目を見開いていた

俺がそう言うと肩をビクッと震わせた 何時もと様子が違う 何時もなら「うるさい」と一蹴するのに

どうやら混乱しているようだ 話しかけようと口を開けば弾斗の声で遮られる

何を言うかと思ったら苗字で呼ばれた 何で苗字で呼ぶんや？ さん付けも何で？ 何でそんなに動揺してる？ 疑問がどんどん湧いてくる 取り敢えず弾斗の前に座り、出てきた疑問を弾斗にぶつける

弾斗が動揺するのが分かる だがそれ以上に俺は様子が違う弾斗に驚いている その時、一つの考えが浮かんだ

「記憶喪失」

反応から見てやっぱり記憶喪失やったんやな！ ならいっぱい今までの事を教えたらな！ 記憶喪失の人間に一気に教えるのは良くないとは思うが 徐々に思い出すのを待つのは嫌なのだ 必ず思い出すとも限らないのなら教えた方が効率がいい

それから色んな事を教えた 俺はこれから用事があったので、話を切り上げて 部屋を出ていった

不良品

曲 パ ロ

引きこもりでもアニメを見たい！(((

⚠ヲタクかまします 苦手な方は飛ばすかブラウザバックで宜しく

魔！主！役！