夏帆
なにす、ん、、
薄れていく意識の中で少し聞こえた
翔吾
忘れ物橋本だから
───────
夏帆
ん。
翔吾
あ、起きた?
夏帆
石原。!?
夏帆
(怖い怖い怖い
ガタガタガタ((震える
翔吾
そんなに怯えなくて平気だけど
ギュ
ぽんぽん
翔吾
だいじょうぶ大丈夫
夏帆
(あ、落ち着く。
夏帆
(優しい石原だ。
夏帆
てか、ここどこ?
夏帆
今何時?
翔吾
図書室
翔吾
今1時
翔吾
誰もいないよ
夏帆
え、、
夏帆
1時。?
翔吾
うん
夏帆
か、帰る!
ガチャガチャ
夏帆
嘘、
夏帆
開かない
翔吾
開くわけないじゃん
ジャラ
翔吾
俺が鍵もってんだから
夏帆
(え?
夏帆
あ、開けて!
夏帆
家に帰して!
翔吾
嫌だ
グイ((顎を掴む
翔吾
とりあえず今日は俺の言うことを聞いてもらうよ
夏帆
な、なんで、、
翔吾
朝になったら解放するから
夏帆
嫌だ、
夏帆
帰りたい
夏帆
(こんな石原と居たくない
ドンドンドン
夏帆
開けてください!
夏帆
助けてください!
夏帆
誰かーー!
翔吾
ちっ
グイッ
夏帆
チュ
翔吾
うるさい
バシッ
夏帆
最低。
翔吾
あ、もしかして初めてだった?
夏帆
っ。!
翔吾
図星か
翔吾
まあ、いいや
夏帆
!?
翔吾
本番はこれからだから