花子
日に温まった風が、頬を撫でる。
花子
ゆっくりとまぶたを開ける。
既に太陽は昇り、朝になっていた。
花子
あくびをして、グーっと背筋を伸ばす。
フワッと風が吹いてきて、髪がなびいた。
花子
花子
太宰
太宰サンは、まだ横になっていた。
花子
そう彼に言うが返事はない。
花子
そうため息を吐くと、俺は台所に行く。
花子
ザーッ
やかんの中に水を溜める。 一定のところまで貯まると、キュッと水を止めた。
花子
水が入り少し重たくなったやかんを俺は持つ。
太宰
横になっている太宰サンの前で、ピタリと足を止めた。
花子
花子
太宰
彼はまるで嫌だとでも言うように、寝返りをうつ。
花子
花子
花子
花子
花子
やかんを傾けると、注ぎ口の方に重みが伝わるのが分かった。
水が溢れようとしたその瞬間__
太宰
パシッと、太宰サンがやかんの向きを戻し、水がこぼれないようにする。
花子
太宰
花子
太宰
花子
太宰
太宰
花子
太宰
花子
花子
再びやかんを傾ける。
太宰
花子
太宰
花子
やかんを台所に戻しに行く。
太宰
花子
太宰
花子
太宰
花子
彼はコクっと頷く。
太宰
窓の方へ太宰サンは視線を送る。
花子
花子
ふっと太宰サンが笑う。
太宰
主
主
♥️と💬よろしくね!
コメント
8件
推しと推しが同居、?最高ではないか❗
尊死☆
まさか、好きなアニメと好きなアニメが合わさった連載があるとは思ってなかった…続きが楽しみです!