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千凪

玄弥ーーー!!!
おはよーー!!!

玄弥

うっせーわ!!!
静かにしろっての!!!
毎日言ってるだろーが!!!

千凪はそんな玄弥の言う事など聞かずに 玄弥に抱きつく

玄弥

ちょ、お前やめろって!!!
てか静かにしろ!!!

千凪

えー!ケチ!
あ!炭治郎、善逸おはよー!

そこにはいつの間にか 炭治郎と善逸が立っていた

炭治郎

ああ!おはよう!

善逸

・・・おはよ・・・

千凪

どうしたんだ?善逸
元気なさそうだぞ?

炭治郎

保健室に行こうか?

玄弥

無理しないで行けよ

善逸

ちげーよ!!!

善逸の声が幸いまだ千凪達しかいない 教室に響く

炭治郎

わっ!どうしたんだ善逸!?

善逸

どうしたもクソもあるか!!!
お前この状況見て何も思わないの!?ねえ!?

玄弥

ちょ、落ち着けよお前!

炭治郎の頬をつねる善逸の手を 玄弥が無理やり離す

千凪

善逸どうしたのさ!?

玄弥

取り敢えず落ち着けよ・・・

炭治郎

何でそんなに怒っているんだ?

善逸

この状況見てよ!この状況!!!

善逸はそう言って玄弥に抱きつく千凪と 千凪に抱きつかれる玄弥を指差した

炭治郎

ん?それがどうしたんだ?

善逸

いやいやいやいや!!!
おかしいよね!?明らかにおかしいよね!?
女子が男子に抱きついてんだよ!?

善逸

普通喜ぶじゃん!?てかこういうのは付き合ってないと
ほぼやんないよね!?

玄弥

ほら!!!こういう事を言われるから
離れろって言ってんだろうが!!!

千凪

嫌だ!!!

玄弥

何でだよ!!!

千凪

いいじゃん別に!
気にしなきゃいいだけじゃん!

玄弥

いや!そういう事じゃなくて!

炭治郎

まあまあ落ち着きなよ2人とも!

口論になりそうな玄弥と千凪を 炭治郎が静める。いつもの光景だ。 喧嘩や口論になりそうなのを炭治郎が 間に入って治める。

善逸

ったく・・・
そういうのは付き合ってからか
他所でやって欲しいよ本当に・・・

放課後

千凪

やっと終わったーーー・・・
疲れたなー・・・

玄弥

おい、まだ火曜日だぞ

千凪

え〜〜・・・
そんなこと言わないでよ〜・・・

玄弥

・・・おい

千凪

ん?

玄弥

離れろ・・・

千凪

何が?

玄弥

腕だよ腕!!!

千凪は玄弥の腕をガッチリホールドしていた。 だが玄弥は無理やり振り解かない。

千凪

え〜いいじゃんか!
それに玄弥だって無理やり
振り解かないじゃん!

玄弥

〜っ!

そう、無理やり腕を振り解かないのは 彼なりの優しさと、千凪に好意があるからである。

千凪

玄弥が振り解かないのは玄弥が
これを受け入れてるってことだから
別にいいじゃん♪

玄弥

お前なあ・・・///

思わず玄弥の顔が赤くなる

千凪

〜♪

玄弥

(本当に呑気な奴だな・・・
人の気も知らないでよ・・・///)

千凪の鼻歌を聞きながら 玄弥はそう思っていた。

千凪 宅

千凪

(あーやっちゃった!!!)

千凪

(玄弥の腕にしがみついちゃった!!!)

千凪は自分の部屋に入ると自分の枕に 顔を埋めた

千凪

(でも流石に玄弥嫌だったかな!?)

千凪

(アピールしすぎたよね!?)

千凪

あーあ・・・
どうしよう・・・

千凪は玄弥の気持ちなど知らずに 自分なりのアピールを反省する。

千凪

・・・こうなったら
兄ちゃんに相談するか?

千凪

・・・いや、やめよう。
兄ちゃんに相談したら
ロクなことにならない・・・

千凪の兄は4人いるのだが 4人とも過保護なのだ。

千凪

母さんに相談するか?
いや、でも母さん
忙しいしな・・・

そんな事を思っていると 扉がコンコンとなった。

兄2

千凪ー、飯だぞー!

千凪

あ、う、うん!
今行くよー!

千凪

(誰に相談しようかな・・・)

千凪はそんな事を思いながら ベットから起き上がった。

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