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家に入った瞬間、莉犬の様子が少しおかしかった
赤崎
桃谷
いつもツンツンの莉犬が珍しくデレている
莉犬母にあいさつした後、階段を上り、莉犬の部屋に入る。
ここまで来るのにずっと莉犬は俺の隣をピッタリくっついて離れなかった
桃谷
赤崎
桃谷
赤崎
いつも誘わないゲームも自分から始めた。
桃谷
ゲームをしながら違和感を感じる俺。莉犬は負ける度あー!と悔しがる
赤崎
五戦目が終わったところで莉犬は急に急にゲームを中断させた
赤崎
桃谷
ぎゅっと抱きしめられたかと思ったらソファーに押し倒される
赤崎
桃谷
段々と涙声になる莉犬の頭をなでる。
つらいことがあったら頭を撫でてやれ。
俺の中での教訓であった
赤崎
抱きしめた手の力がさらに強くなる
赤崎
桃谷
赤崎
桃谷
その言葉で莉犬は涙を流す
赤崎
桃谷
赤崎
2人一緒に起き上がり、莉犬は泣きながらこっちをにらむ。
、、、やっぱり可愛いんだよ、コイツ。
赤崎
紫央
なーくんがそう指をさした先には泣きながらよちよち歩く子供。そして石か何かにつまずき転びかける
桃谷
俺が手を伸ばすより前に赤髪の少年が体を支えた
ズテッ
だけど彼も華奢な体だったため守り切ることはできなかった。
赤崎
顔から転んだから痛いだろうに。笑顔で子供にそういう彼。
子供はお礼を言いながら心配そうに近づいてきたお母さんらしき人に抱き着く。
残ったのは、痛みに耐えている少年だけだった。