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16 - 💗💜 事故

♥

307

2020年08月08日

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💜くん!危ないっ!

ドンッ

💜

え…?

キィィィイ

その音が周囲に鳴り響くころ、俺が我に戻る頃には目の前に真っ赤に染った彼がいた

10分後ぐらいにその周辺にいてくれた人達が呼んでくれていた救急車が到着した

それまで、俺は何も出来ずそこに立ちつくすだけだった

そして、己の無力さを知った

病院に着くと一気に病院は忙しくなった

💗くんの事を詳しく知っているのは俺だけ、という事で病院に一緒について行った

💜

うぅ…俺…俺のせいで…

イッシャ

💜さん、💗さんが危険な状態にあります、緊急手術します。

💜

はい…お願いします…

手術が始まって数分後にメンバーが到着した

俺がぼーっとしていたから全員に迷惑をかけてしまった

アルバムの準備をしているメンバーもいた

なのに…なのに…俺は何をやっているんだ

やっぱり俺は最悪の

リーダーだ

リーダー失格だ

メンバーは優しいから

💛🐑

💜くんのせいじゃないからな?誰も💜君をのせいだって思ってないで?

💙

💜くんに怪我がなかったからよかったよ

と声をかけてくれた

10時間後に手術が終わった

だけとその時お医者さんに伝えられた言葉

イッシャ

💗さんは、今夜が山かもしれません、それを乗り切れば平気でしょう

と言われた

結成当初から一緒に歩んできたメンバー

何よりも俺の大切な大切な

彼氏

本当に自分のことが大っ嫌いになった

手術から5時間が経ち、午前12時35分

俺は💗くんが心配で堪らず、「意識が戻るまでは」ということで特例で泊めてもらえることになった

ピッピッピッとなるベットサイドモニタの音

急に脈がピタリと止まり、お医者さんが駆けつけてきた

神様、どうか💗くんを助けてください

1分後に💗くんの脈は戻った

でも、これからが勝負だ、

夜はまだまだある

事故の日から2ヶ月後

何とかあの日は乗り越えられたが、お医者さんからは

イッシャ

もう二度と意識が戻らないかもしれない

と伝えられた、

それでも俺は諦めず

毎日、毎日、病院へと通った

💗

……

💜

っ…

今日も君と喋れないと思っていた

💗

…ピクッ

あれ、今動いた…?

💜

💗…くん…?

💗

💜………く…ん…?

彼の意識が戻ったみたいだ

俺は慌ててお医者さんを呼び、喜びを分かち合った

お医者さんでさえ

イッシャ

もう、意識を戻すのは難しいでしょう

と言っていたのにだ

💗くんはお医者さんも驚くほどのありえないほどの回復力でリハビリを済まし、退院をした

💗

💜くん…?

💜

んぅ…?どうしたの?

💗

あのさ、本当はあのデートの日に言いたかったんだけどさ

💗

良かったらさ

結婚しないかな?

と、ピンクと紫の宝石がついた指輪を差し出してプロポーズをされた

💜

喜んで……ポロポロ

💗

ギュッ 大好き…ポロポロ

プロポーズされた日から1年が経った

今日は、俺と💗くんの結婚式の日だ

俺はあの日からずっとずっと溺れそうな愛を貰った

これからも、これからも、俺の大好きな旦那さんでいてね、

出会えたことが幸せだ

隣がいいよ帰っておいで

💗

ただいま

💜

おかえりっポロポロ

💗💜 事故

〜Happy End〜

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