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竜胆
蓮香
竜胆
2人、瓦礫と炎の中へ吸い込まれていく。
蓮香
煙が飛び交う中、多く空気を吸ったらすぐ気絶するほど二酸化炭素が発生していた。
鉄パイプを横切りがたがたの階段を一段また一段と上がっていく。
まるで洞窟探検のようで——— そんなことを思いながら今の現状を感じ体を常に活発化させる。
突き当たりに差し掛かった後、火とは別の光が灯っているところを発見した2人は迷いもせずその方向へと突き進む。
人がいるならそこしかないと少し覗いてみた ところ_____。
蓮香
竜胆
蓮香が名を呼ぼうとするのを拒み竜胆が待てと囁いた。
2人の目に映ったのは人質と思える2人と元凶である男1人。
対して人質2人に危害を与えてない様子にふと安心しながらもまだ冷や汗は出続ける。
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
蓮香が指を刺した所は、標的の額だった。
心臓を一撃喰らわせるよりも脳の方が面積が大きく少しでも貫通すればこちらの勝機が訪れる。そう考えた。
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
多少吐息を吐き、蓮香は自分の腕を語る。
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆が銃を構えた。その途端_____。
竜胆
地面に亀裂が走る。ガタガタと揺れる地面はもう安全装置のない遊園地の乗り物かのようだった。
どこかに捕まる余裕もなく亀裂は自分らの方へと向かってくる。
それをただ見守り次のことを考えるしかなかった。しかし、
『バンッ』
手が滑ったのか構えていた銃がそのまま撃たれる。
標的へ向かう銃弾は段々と威力を上げ…瞬きをする間もなくターゲットへ距離を縮めた。
蓮香
その銃弾は標的の前髪を貫きぴくりと体を揺らす仕草を見た2人は。戸惑いをすぐさま表した。
竜胆は片方の唇を上げ苦笑いし頭をだんだんと蓮香の方へ曲げる。
竜胆
蓮香
蓮央
蓮央
蓮香と蓮央の目が合う。唖然とした蓮香はすぐに目を離し遥希の方を見た。
蓮香
蓮央
蓮香
蓮央
『もしこの落下で遥希に万が一のことがあったら?』 そう考えれば考えるほど時間は長くて、落ちていく体感時間が現実と離れていく。
もうこれ以上落ちないと思った時には気を失っていた。
肩に生暖かい物が触れ一定数の感触が脳へ届く。
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
蓮香
竜胆
あたりは丸裸でもう何も前の面影は存在しなく、工事現場のようにゴミやらパイプやら瓦礫やらと散乱する床の上で目を覚ます。
蓮香
竜胆
つまづきながらも足を前へ踏み出し探す。
蓮央
一声あっただけだ。
がたっと止まるその蓮香の姿に竜胆は眉をほそめ、
竜胆
竜胆
蓮央
ほらと両手を1人の男に寄せ生存をアピールする。
そんな行動になぜだか虫唾が走って…
いつの間にか口から赤い液体を垂らす。
蓮香
だんだんと口が働かなくなる。言葉が遅くなり口の回転がゆっくりとなり。
蓮央
蓮央
蓮央
こいつ。その対象はしゅうとだった。
蓮香は何のこと?そう喋るかのように唖然としてしまう。
竜胆
———疑問が飛び交う中まだこの戦場は幕を閉じない。