翔太
…って、は⁉
.
.
.
辰哉
…なによそのバケモノ見た時みたいな顔
大介
いや、みたいなじゃなくてリアルに…
辰哉
殴るよ
涼太
かあさん、なんで
辰哉
そりゃあんな挙動不審ならなにかあるなって思うでしょ
亮平
確かにすごかったもんね、足音とか
翔太
あー…
辰哉
で?この子たちは?
涼太
今日ね、翔太と散歩してたらたまたま出会って
涼太
で、触ってたんだけど、
涼太
ケガしてることに気づいて、助けてあげたくて、
涼太
大介兄さんに相談しようと思って…
辰哉
ほぅ
涼太
だから、その、
翔太
俺が連れて行こうって言った
涼太
…翔太、?
翔太
俺が、言った
翔太
だから涼太は悪くない
涼太
ちょっ、
亮平
(おいおいゆり組じゃん最高かよ)
亮平
(んふふふふ)
翔太
だから涼太を怒るのはだめ
翔太
…ごめんなさい
涼太
ねぇっ、!
辰哉
俺、”ダメ”とか一言も言ってないよね?笑
涼太
あっ、
辰哉
なーに謝ってんの、翔太
翔太
えっ、でも
大介
そんなことで母さん怒んないでしょ笑
涼太
そっ…か、
辰哉
じゃあさ、どうしたいの?
辰哉
この子たち
涼太
病院に連れて行ってあげたい、
辰哉
それだけ?
翔太
…よければ、飼いたい、
辰哉
そっか
亮平
お父さんに相談じゃない?
辰哉
うん、そうだね
辰哉
夜、パパが帰ってきたときちゃんと言える?
翔太
言える!
涼太
ちゃんと言うよ
辰哉
よし
辰哉
大介、ネコはこの部屋で預かっててもらっていい?
大介
やったー!
亮平
ビクッ
大介
にゃはwごめんごめん
亮平
いいよ笑
翔太
…ありがとまま
涼太
ありがとう
辰哉
どーいたしまして、笑
辰哉
じゃ、夕飯の準備してくるね~
ガチャッ
涼太
…翔太
翔太
んー?なぁにりょうたぁ(抱
涼太
ふふっ(抱
翔太
えっ、(照
亮平
ハワワワワワワワ
大介
(落ち着け)コソッ
涼太
ありがとう。さっき庇おうとしてくれたんでしょ?
翔太
あー…まぁ、うん、笑
涼太
ちょっとびっくりしたけど、嬉しかった。ありがと、
翔太
んふっ、どういたしまして
翔太
なんか、涼太のデレ心臓に悪い…
涼太
デレじゃないから
翔太
んへへっ、笑
翔太
父さんに言うときも一緒に言おうね
涼太
うんっ
大介
俺も俺も!
大介
俺もこの子たち飼いたいもん!
翔太
わっ、びびった…
亮平
え~なら俺もだよ
亮平
この子たち可愛いんだもん
涼太
ふふっ、ありがとう
翔太
よしっ、やるぞ!
おー‼
))おー‼
辰哉
ふふっ笑