テラーノベル
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10
翠
23
颯side
明るい人だった
京夜
颯
手際がよくて
優しく話を聞いてくれた
京夜
颯
この人は俺が抱えていたことをいとも容易く見抜いた
初めての感情だった
颯
俺だけのものにしたいと思った
俺だけを見ていてくれと思った
羽李side
最初は警戒していた
京夜
滅多に泣くことのないあいつが泣き疲れて寝ていると聞いて、警戒心があった
でも、攻撃されそうになっても逃げなかったし、笑っていた
勇敢な人だと思った
死んでもおかしくない状況だったのに
すごく優しかった
誰もかけてくれなかった言葉を、この人はかけてくれた
羽李
そう思ってしまった
でも、この感情は絶対に報われない
俺は
好きになってはいけない人を好きになってしまった
コメント
1件
ふわあ……っ、もう一回、心臓がぎゅっとなりました。颯くんも羽李くんも、あの保健医の京夜さんに「好きだ」って気づく瞬間の描き方がすごく繊細で。特に羽李くんの「この感情は絶対に報われない」ってところに、切なさが詰まってる……。誰かを好きになるのに“報われる/報われない”なんてないのに、そう思わせる過去があるんだろうなって想像するだけで胸が苦しいです。続きが気になります……!