沙耶
ねぇ、優南。この前、私のためなら人殺しにだってなるっていってくれたじゃない?
優南
はい。
沙耶
じゃあ1人殺してくれないかしら
優南
もちろんでございます。誰を殺せばいいですか?
沙耶
私。
優南
え...?何をおっしゃっt
沙耶
私を
沙耶
殺して...?
優南
いやっ...お嬢様と一緒に居たいから...貴方が楽しく生きる為に...!
沙耶
もういいの。
沙耶
あなたにお父様を殺せたとしても、その後どうなるか分からないじゃない。もういいの。性暴力を受けないならどこだって。
優南
お嬢様...そんな...
沙耶
私を人殺しにさせないで。私が私を殺したら、お腹のこの子まで殺してしまうじゃない。2人も殺すなんて嫌よ。
沙耶
ね、貴女ならやってくれるでしょう?
優南
...もちろんですっ。
優南
憎き狸親父の子をこの手で殺せるなんて...
沙耶
まぁ、そんな事言わないでちょうだい。あの人がどんなにゴミのような方でも、この子に罪は無いのだから。
優南
そうですねお嬢様。
優南
お嬢様。
沙耶
なぁに?
優南
沙耶が逝くときは、私も一緒に逝ってもいい?
沙耶
もちろんよ優南。私達は地獄でもずっと一緒なんだから!だから泣かないで、私はこれで幸せだから、ね。
沙耶
私は優南の傍に居れてしあわせだったよ。大好きだよ。優南は?
優南
あたしもっ沙耶が居るから生きてこれた、なんでも乗り越えることが出来たの。大好きだよ、沙耶。
優南
本当にいいのですか...?
沙耶
貴女と死ねるなら本望だわ。
沙耶
ふふっねぇもうやめようこの喋り方!最後まで硬っ苦しいのは嫌!恋人でしょ!優南と私!
優南
ごめん沙耶ww
優南
あたし沙耶と居れて、すっごい幸せだった。あの時助けてくれて、本当にありがとう!
沙耶
私も優南に出会えてここまで生きてこれた!一緒に生きてくれてありがとう。
優南
同時に刺す?
沙耶
同じナイフがいいっ
優南
すぐに行くから、
沙耶
うん!でもね、
沙耶
もし、もし気が変わったら、これからも貴女は幸せにi
優南
沙耶が居ないと生きていけなぃぃいwww
沙耶
我儘!ww
沙耶
巻き込んでごめんね。
優南
助けてくれたんでしょ
沙耶
じゃ、待ってるね
優南
うん。すぐ行くね
沙耶
今夜は月が綺麗ね
優南
ええ、死んでもいいわ
地獄でまた会おう