トントントントン、と慣れた手つきで豆腐を切り鍋に入れる
健康的な食事を摂って欲しくて始めた料理も、気付けば毎日の日課となりそれなりにレパートリーも増えた
白米にみそ汁、ハムエッグ ほんとは、お魚があったら完璧なんだろうけど毎日は買ってられないからね
ほとけ
みそを溶かし終えて火が通るのを待っていると、寝室の方からテチテチと小さな足音が聞こえてくる
この時間に起きてくるのは次男、りうら 最近一人でベットから降りれるようになったばっかし
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ふにゃっと笑うこの笑顔を守りたい
抱き上げてほっぺをスリスリしたらくすぐったいのか身をよじるのが可愛くて「やめてぇ」て、言われてもついやっちゃう、笑
りうらとじゃれ合いながらふと時計をみると、もうすぐ寝坊さん達を起こす時間
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
子供たちは保育園に行ってないから何時までに起きなきゃ駄目って言うことは無いんだけど、ほっといたらいつまでも寝てるから決まった時間に起こすことにしてる
戸を開けると、キングサイズのベットで同じ姿勢で寝ているお寝坊さん達
ほとけ
りうら
するとりうらは僕の腕から下りてまだ寝ているぱぱと初兎のもとに
ぼふっ、
横並びに寝ている二人に乗っかったりうちゃん
ていっても体重はまだまだ軽いからそんなにダメージは、ない モゾモゾ動きだす親子に笑みがこぼれる
りうら
ほとけ
りうら
布団を剥ぎ取ってゆさぶると、先に目が開いたのは長男初兎
初兎
ほとけ
目をパチパチさせてゆっくり目を覚まそうとしている初兎 しかし、のんびり屋さんすぎて、人より二倍くらい遅く時が流れてるんじゃない?って思っちゃう、笑
初兎
ほとけ
りうら
初兎
まだ寝ぼけている初兎ちゃんの腕をひっぱるりうらを見るとどっちがお兄ちゃんかわかんない、笑
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
なんとか体を起こさせるけど、目は閉じたまま
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
軽く口づけをしたら満足そうに笑う、その顔が好きで断れない僕も駄目だな、って思って、二人が待っているしたに下りる
コメント
3件
なにこれめちゃくちゃ好き…!