ヌッッシ
ヌッッシ
※注意事項等は1話をご覧下さい ※事故表現有 ※今回は主の都合上💎視点をメインに作らせていただきます
𝐿𝑒𝑡'𝑠 𝐺𝑜!!!!
何だろう、この気持ち
何かが心の中でつっかかっている
まるで、忘れちゃいけない日々を忘れてしまっているかのような
???
どこかで聞いたことのある無邪気な声
???
どこかで聞いたことある優しい声
???
怒りながらも結局は笑ってしまう程の楽しそうな声
ああ、そうか
僕が忘れていたのはこのことだったのか
僕にとって一番大切な人
一番愛する人
僕のことを一番愛してくる人
???
最愛の人を追っていたらあの時の事故現場に来てしまった
僕達の関係を崩した場所
そんな声が聞こえた
そう思った時、隣から走ってくる大型トラックが目に留まった
ドン
という音が響く
間に合わなかった
もっと速く動けていればりうちゃんだけでも救うことが出来たのに
僕まで轢かれてしまった
でも、僕は腕とぶつかり、あまりのスピードに体が倒れ込んだだけだった
辺りを見回す
信じたくなかった
痛む腕を無理に動かし、りうちゃんを探す
その時、僕の手に液体らしきものが当たった
その手を見て、後ろを見てみる
しょーちゃんはアニキと救急車を呼びながら出血部分を止血しようとしてる
いふくんは警察に通報して、轢き逃げした車についてと、事故の状況を事細かく説明している
ないちゃんは僕が動くことを止めようとしてくれているが、僕はパニックを起こしているため
ないちゃんの言葉に耳を貸すことは無かった
あれから何時間が経っただろう
気づけば夜明けになっていた
少しずつ陽の光が院内に差し込む
そして、その光が僕の目に映り込む
ふと顔を上げた時、いふくんとアニキは寝ていた
ないちゃんは寝ているのだろうか、目に涙を浮かべながら、雫を服に垂らしながら下を向いて動かなかった
そして、ないちゃんの少し先の方を見ると
看護師さんらしき人を見つけた
こっちに近づいてくるその人
そして、少し先のところで立ち止まった
看護師
と看護師がいう
どうやら寝ていた僕たちをりうちゃんの病室に運ぼうとしてくれていたみたいだ
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
ピッ ピッ ピッ
心電図の音だけが響く
僕の右腕は少し重めの打撲
左腕は骨折
左足が軽い打撲
この3つの怪我ですんだ
でも、りうちゃんは?
りうちゃんは、全身打撲
頭からの出血が酷かったため、
昨晩までは命の危険があった
僕が庇えなかったから
僕の兄(4人)は結局疲れてまた寝てしまった
僕だけがいると言っても過言では無いこの空間
一人寂しくすすり泣く
許して欲しいわけじゃない
元気を出させて欲しいわけじゃない
ただ、寄り添って貰えるだけでもいいから、
誰か、僕のことを
この泣き声が聞こえたのは
俺が起きてからほんの少し経った頃だ
そして
そんな大好きな人の声とともに俺の手に伝う彼の涙
彼は驚いた顔で俺の目を見る
体中が痛く、あまり動くことは出来ないが
それでも、記憶を取り戻したであろう"抱き締めて"という言葉のためなら何がなんでも叶えたいと思い
そう言って、彼の手を強く握る
数ヶ月後
医者
医者
医者
空を見上げると、雲ひとつない快晴の空だった
まるで、俺の心を表しているかのような
そんな空だった
秋のそよ風が俺の身体を優しく撫でる
少し冷たくて、でも温もりがあるかのような優しい風
やっと…
優しい風と共に乗ってくる優しい声
その声にりうらは返事をする
幸せを暗示するような返事
その返事に希望を持って
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__
完結しましたー!
今回の物語は
今"逝くね" と 今"行くね"
の二つの意味で作らせて頂きました
ちょっと駄作に走っちゃったかもしれないですね(^^;;((殴
一応完結しましたけど
リクエストあれば続き書いてみますんで
コメントお願いします
それでは
おつあいー
コメント
4件
最後「今行くね」になってんのは聞いてなi (( 最高&素敵だったっ!!!!!🫶🏻️💕 結局どっちも書いてくれてるあいくん好きだわ︎ッ..💕︎︎
うん、好き ...