/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
6件
うぁぁあ可愛い！とにかく可愛いです！！！！好き！！！😭 番外編嬉しすぎます、本当にありがとうございます😭😭🫶🏻︎💕 相変わらず高クオリティすぎる、何食べたらこんな最高な物思い浮かぶんですか...😭🫶🏻︎💕 ヤンデレながらも相手を大事にするatくんに乾杯...
本当に表現方法だったり言葉の伝え方がお上手過ぎて神級に尊敬してます！！ 重すぎる愛………それが表現出来るの素晴らしすぎますっっ！！
はぁぁうぁぉうぁぃぉ♡⟵狂 素敵すぎますっ！！ 可愛すぎですしかっちょよすぎだし、溶けましたぁ♡ 大好きな作品なので嬉しかったです！ ありがとうございますっ！！
主。
主。
主。
主。
主。
主。
主。
Atと“最高の友達”から恋人になって数ヶ月が経ち、 オレは現在彼の家でおうちデートをしている
Mz
Atは優しいし、甘えたい時は甘やかしてくれるし、 オレのおねだりには基本的に答えてくれる、完璧なカレシだ
でも、オレには一つだけ不満なことがあった
Mz
そう、付き合って数ヶ月が経った今でも、 彼は手を出すことは愚か押し倒してくれたことすらなく、 部屋で少し甘えてみても完全に無反応なのだ
Mz
ずっとKtyに向いていた気持ちをこちらに向けることに成功したからこそ 今こうして恋人となっているのだし、 Atはちゃんと愛を言葉にして伝えてくれるが、 欲張りなオレはもっと先に行きたいと思ってしまう
それに、やっぱりオレから見てもKtyは可愛らしい存在であるから、 Atの恋人であるのはオレなのに勝手に劣等感を募らせてしまっていた
Mz
At
Mz
お手洗いに行っていたはずの大好きな恋人に急に声をかけられて オレが思いっきり悲鳴をあげると、彼はそれを聞いて笑い転げた
At
Mz
At
オレの悲鳴が相当ツボったのか思いっきり爆笑している 失礼な恋人にオレがじとっと不満げな目線を送っていると、 彼は笑いすぎて乱れた息を整えながらぽすんとベッドに座った
At
そう言いながら彼はほら、と両手を広げ、オレを抱きしめる態勢をとった
Mz
At
抱きしめれば機嫌を直すと思われているのは気に食わないが、 実際にオレはAtにハグをされることで上機嫌になってしまうのだから 単純な自分に腹が立つ
Mz
そう言いながらぎゅっと彼に抱きつけば、 彼は嬉しそうに笑ってオレのことを強く抱きしめてくれた
At
Mz
てっきり誤魔化せたものと思っていた都合の悪い質問に、 オレはふいっとAtから目線を逸らす
At
Mz
At
Mz
At
Atの瞳に黒い執着が混ざり始めたのを見たオレは、 Ktyの身の安全のために慌てて正直に先ほどの発言を白状する
Mz
At
Mz
チラリと垣間見えたAtの黒い一面を見て その執着への喜びを覚えるのと同時に彼に他の人の話をするときは 言葉選びに気をつけようと心に刻み込んでいると、Atが続けた
At
At
At
Mz
Mz
At
At
At
Mz
Mz
At
隙あらばヤンデレを発動するAtと、 そんな彼を見て心の底から真っ黒な喜びが湧いてくる自分に苦笑しながら、 オレは言葉の続きを声に出していく
Mz
At
Mz
Atならそう言うだろうなとは思っていたものの、 彼が自分に手を出してくれないのは事実なのでオレは少し不機嫌になる
At
At
Mz
Mz
Mz
At
Mz
At
Mz
At
彼はオレの言葉を聞いて固まっていたが、はあ、とため息をつく
At
呆れたようにそうこぼすAtに、 オレは彼に嫌われたかもしれないと思って大きな不安に駆られる
Mz
Mz
Mz
オレが彼に振られるかもしれないと思って泣きそうになりながら そう尋ねると、Atはオレのことをぎゅっと抱きしめて ぽんぽんと背中を叩いてくれる
At
At
Mz
At
Mz
At
At
At
At
At
そうオレに言い聞かせるAtはいつもと変わらないように見えたが、 少しだけ夜の気配を漂わせるその姿に全身がぞくりとする
あまり経験のない未知の感覚は オレの中のそういう欲求を少しだけ大きくするが、 Atがオレのために必死で我慢してくれていることも伝わったので オレもちゃんと我慢することにした
Mz
At
At
Mz
At
At
そう謝りながら優しくオレを撫でてくれるAtの姿は、 彼がオレのことを本気で大事にしようとしてくれていることを 何よりも顕著に物語っていた
Mz
At
Mz
At
Mz
At
Mz
At
Mz
At
オレの言葉にAtは心底楽しそうに笑い、 その笑顔を見たオレの気持ちもあたたかくて穏やかなもので満たされる
いつかAtに全身で思いっきり愛されてみたいしその欲求はなくならないけど、 今はこんなふうに穏やかに愛をささやき合うのも十分に幸せだった
Mz
At
Mz
At
At
Mz
At
Mz
At
ジュースとお菓子を用意するために部屋から出ていく 大好きな恋人の背中を見送りながら、 オレは二人でまったり映画を見る時間への楽しみに胸をふくらませた
