母
隼人?いい加減学校行きなさい!ご飯も食べないで〜
鈴木隼人
………。
母
はぁ〜ここに朝ごはん置いとくから食べなさいよ?お母さん会社に行って来るからね?
………。
鈴木隼人
(学校?そんなの行けるわけないじゃないか!)
鈴木隼人
(行ったらまたアイツらに……。)
鈴木隼人
(両親も、ああ言ってるけどただ他人からの評価を気にしているだけ…)
鈴木隼人
俺の事なんて誰も必要としてないんだ……
鈴木隼人
死にたい……。
近所の神社
鈴木隼人
ここは何人もの人が自殺したいわゆる自殺スポットで有名な神社だ……。ここで死んでアイツらに見返してやろう
?
あら?こんな所で何をしているの?
鈴木隼人
!!!!
鈴木隼人
君は一体?
?
私?私は……ここの巫女さんだよ!
山崎楓
山崎楓っていうんだ!よろしくね!
山崎楓
それでどうしてここへ来たの?
鈴木隼人
(どうしよう…なんて言ったらいいんだろう)
山崎楓
お兄さん…自殺……しに来たんでしょ?
鈴木隼人
!!!!
山崎楓
顔を見れば分かるよ
鈴木隼人
そうか…で?俺を止めるのか?それとも同情てもかうか?俺の何が分かるって言うんだよ!
山崎楓
ううん。ただどうして死にたいのかなぁ〜と思って。
山崎楓
それに同情もかうつもりはない。貴方の気持ちも分からない。だから
山崎楓
だから教えて、
鈴木隼人
…わかった
山崎楓
ほんと?!ありがとう!
数十分後
山崎楓
それは大変だったね
鈴木隼人
こんなこと話せたのお前が初めてだったからなんだかすっきりした。
山崎楓
……。あのね私もね実は話したいことがあってね。
山崎楓
まず私ここの神社の人じゃないの……貴方と同じ。自殺しに来たの
鈴木隼人
!!!!
山崎楓
これから話すことは、冗談じゃないから信じて欲しい…
鈴木隼人
……信じるよ
山崎楓
ありがとう。実はね、私…
山崎楓
死ねないの……